イギリスのマンチェスターを拠点に置き、世界各地のフェスティバルの情報を網羅するサイト「Festival Insights」による「Festival 250」が発表された。

この「Festival 250」は、世界のフェスを格付けしたもので、市場調査会社CGA Strategyと共同で行われた。審査基準には環境保全、動員数、チケット収入などが挙げられ、フェスを評価する上で重要なポイントを総合的に見た上でランク付けされた。今年に発表されたものが初の試みとなる。

●Top 5 FESTIVALS

5. Reading Festival(イギリス)


イギリスで毎年8月に開催される人気フェス。今年に開催されたこのReading FestivalではJack Üが新曲を発表したことでも話題になった。SUMMER SONICのモデルにもなっており、BBCの中継も入り盛大に行われる。
 
 

4. Roskilde Festival (デンマーク)


ヨーロッパで最も古いフェスといえばこのRoskilde Festival。2016年の開催で44回目となり、13万人を動員する一グフェスだが、その収益は寄付に当てられる。フェスの醍醐味であるビールはフェス期間の1週間で1000トンも売れるのだとか。
 

3. Fuji Rock(日本)


言わずと知れたメイドインジャパンフェス。「FESTIVAL 250」では自然に囲まれた環境の中で、参加者が譲り合い、助け合いながらも同じ時間、空間を共有していることを高く評価し、さらに招集するアーティストのレベルの高さも評価されていた。
iFLYERは2016年のFUJI ROCKでは参加者が好きなアーティストを満遍なく回れるようなタイムテーブルを作れる公式アプリをリリースしたほか、チケット販売も行っていた。来年も乞うご期待!

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2. Glastonbury Festival(イギリス)


イギリスの人気フェス、グランベリーフェスティバルはもはやエンターテイメントの結晶体。会場内では映画の上映会まで開かれている。ロックミュージックに強い傾向にあり、ロックフェスの聖地とまで呼ばれている。今年は女性専用ゾーンも作り、クリーンで誰もが楽しめるフェス作りの姿勢が評価されているようだ。
 

1. Coachella(アメリカ)


「一生に1度は行きたいフェス」の呼び声で知られるCoachella。アーティスト、ファンの誰もが憧れるこのフェスは2週間にかけて開催され、コーチェラバレーが1つの街のようになる。

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また、SUMMER SONICも74位にランクインしており、EDMフェスでいうとULTRA MUSIC FESTIVALが26位、Tomorrowlandが42位にランクインした。

iFLYERでは様々なフェスを紹介しており、ULTRA MUSIC FESTIVALなどのメジャーなフェスティバルからローカルでマイナーなフェスまで幅広く紹介している。iFLYERから定期的に配信されるニュースレターでもフェスに関する情報をたくさん紹介しているのでぜひチェックしてみて欲しい!