2009/2/1 (Sun)、冬のSunshineが渋谷の街を照らし、ビルの影法師が宮益坂を覆う日。

宮益坂を上りきる手前で青山方面に折れるとClub SECOがあった。

 

Fiesta* vol.15、それはDJ, Singer, Rapper, DancerがハイクオリティーなShow Caseをオーディエンスに届けるイベント。

そのオーガナイザー"DJ PaiPai"から強いオファーをもらったのは、2008年夏のこと。

俺とDJ PaiPaiの願いが叶った訳だ。

 

オファーから出演まで時間がかかった理由でもあるが、Hip Hop系ビートでイベント全体が構成されてる中で俺のBeat Boxを変える必要があったんだ。

今まで愛してたリズム音源を封印し、新しい価値観でトラックを制作しなければならなかった。

狙ったのは、「腰で踊れるgroove」。

 

俺はオープニングアクターだった。

これは、スタッフ、キャスト、そして、オーディエンスからの「お手並み拝見」という意味を持つ。

バーカウンターで、ボックスシートで飲んでる連中を立たせる、ステージに視線を集める。

それが使命だった。

 

魂で即興で聴かせようと思ってたので、セットリストは前日の深夜4時に決定した。

キーボードでスピンかかったオルガンで白玉を弾く。生で弾いてる事を数秒聴かせた後にDJにキューサイン。

そこからは、何も考えずに、とにかく、弾く!

 

立ち弾きだったから、20kgのキーボードが嵐の中の吊り橋のように揺れる。それが、ダンスしてるようで俺は好きだ。

 

演奏終了後、放心状態でフラフラしてると、たくさんの人に声をかけられたが、覚えてない。

 

うけたみたいだ。

音楽作家として、トラックメイカーとして、キーボディストとして、パフォーマーとして、ソロライブ活動を本格化させていこうと確信が得られた。