HIGHFIVE -CÉ LA VI TOKYO 5th Anniversary- Special Guest Live OMI
2007年の夏、ユニバーサルのNOBBYの紹介で、富ヶ谷のCAFEプレザランに行った。NOBBYは20年以上も前にライブハウスで一緒に働いていた古くからの友人のモートンにハワイで紹介してもらった。
美味しい食事を食べた後に、シェフのトキオ君と3人で話をした。自分がやりたいお店、LIVEと美味しい食事と居心地の良い空間。そして音楽の話を聞いてもらった。3年位前から構想があって場所を探していること。アメリカ人のサービスに対しての自然体な感じ。ロックの新人を育てないといけない話。そんな話をしているうちに、3人の仕事に対する姿勢に共通のものを感じた。
その後何回もミーティングをして、トキオ君の紹介で内装をやるムラさんやコックの佐藤君とバーの中嶋君が、ローディーのカトウの紹介で音響をやる加藤さんが、そして自分の昔からの知り合いのマツとロビンが合流してきた。場所は西麻布4丁目。1980年LAに幻のレストラン チャイナクラブを創ったShi Yu Chenが建てた建物が見つかった!!
お店の名前は「Sweet Emotion」。エアロスミスの曲名から拝借した。エアロフリークのヒーセやエマに色々アドバイスをもらって、沢山の候補曲の中から 選んだ。歌詞の内容がなんか今回のチームに合っている気がした。
エアロは一番好きなバンドのひとつ。音楽性も好きだけど、成り立ちから今に至る感じが好き。幼馴染で結成され70年代に一時代を築き上げたものの、絶頂と思われたその時にメンバーがつぎつぎと脱退!バンドは低迷し人々の記憶からは忘れ去られた。しかし、84年にオリジナルメンバーで復活しヒット曲を連発。今や全米を代表するロックバンドとなった。
自分ひとりではたいしたことはできないけれど、チームを組んだら強くなれるし大きな仕事にも出来る。志が同じ仲間だけで、皆が集まれて楽しくなれる場所を創る。 目標はこんな時代だから質(クオリティー)にこだわること。個人でも出来ないけど、大きな会社にも出来ないこと。その目標に同じ気持ちで向かうこと。それをお店のスタッフ全員でやる!
こんな風に始まったSweet Emotion 。11月のオープンからどんな毎日が始まるのか、今から楽しみです。皆さんも是非遊びに来てください。