アメリカを中心に様々なフェスやクラブ再開のニュースが報道されているが、アメリカ・ニューヨークの会場では「参加者全員が新型コロナウイルスのワクチン接種を行っていれば、会場のキャパシティーを100%で、つまり最大収容人数で運営が可能」となった。

▼ Marquee New York​

ニューヨークの州知事である Andrew Cuomo(アンドリュー・クオモ)は、ニューヨークでは新型コロナウイルスの感染者数が着実に減少していると発表。また政府は更に、博物館、劇場、ジム、小売業、食品サービスなどの企業に対する新型コロナウイルス関連の、主に入店・入場率、閉店時間に関する規制を解除した。

会場によっては、収容人数の50%はワクチン接種済み、50%はワクチン未接種として参加者を受け入れるという選択肢もあるそうだが、ただし、スタジアムやアリーナなどの大規模な会場では入場制限を行うという。ワクチン未接種の来場者を受け入れる場合は、ワクチン未接種者のセクションを作り、必ず人と人の間にソーシャルディスタンスを確保するためのスペースを作らなければいけないそうだ。

また、ホームパーティーなどで1度に集まれる人数の規制も更に緩和され、50名までとなった。屋内で料理を提供する場合は250人まで、参加者が全員ワクチン接種済みであれば500名までが可能に。

5月27日現在、52.5%のニューヨーク市民が1度目のワクチン接種を受けており、更にそのうちの44.6%がトータルのワクチン接種を完了している。