ダンスミュージックフェスの中でも一際注目を集める、タイ発の水掛けフェス「S2O」の日本開催版「S2OJAPAN」
2020年〜2023年まではここ日本での開催がなかった同フェスだが、コロナ禍を超え様々なフェスが完全復活の兆しを見せる2024年の今年こそ、再びあの超エキサイティングな水掛けフェスの復活を願いつつ、前回は「S2OJAPAN」とはどのようなフェスであるのか、そして過去開催時にはどのようなアーティストが来日出演したのかを再確認してみた。

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今回は2019年開催時に S2OJAPAN の独自企画として特別開催された、日本が誇る大人気バンド WANIMA とコラボしたワンマン・ライブショー「WANIMA x S2O JAPAN Good Job!! Release Party~カオス!!ギネス!?日本初!!~」を振り返ってみよう。

S2OJAPAN 独自企画! WANIMA の4thシングルリリースを記念したコラボ開催「WANIMA x S2O JAPAN Good Job!! Release Party~カオス!!ギネス!?日本初!!~」

2019年度の S2OJAPAN 開催は、アジアの国々で開催される S2O のフェスティバル・シリーズの中でも、一際異彩を放つものとなった。それまでダンスミュージックが主体だった S2O と、日本のロックバンドのワンマンライブがコラボ開催という、日本独自のフェスへと進化したのだ。

S2OJAPAN 2019 は、S2O らしさ溢れる世界的ダンスミュージックアーティストが出演する DAY1、DAY2 にプラスして、WANIMA の4thシングル「Good Job!!」の発売を記念し、「WANIMA x S2O JAPAN Good Job!! Release Party~カオス!!ギネス!?日本初!!~」としてして開催された DAY3 で構成された。
日本の大人気ロックバンド WANIMA によるワンマンライブとして開催されたことにより、"水掛けフェスティバル" S2O の認知度は更に日本国内でも急上昇。今では多数のアーティストが取り入れるようになった、ライブでの "水掛け" 演出も、これをきっかけとして知られるようになった部分は大きいのではないだろうか。


「WANIMA x S2O JAPAN Good Job!! Release Party~カオス!!ギネス!?日本初!!~」では、総水量100万リットルの水が県立海浜幕張公園のビーチに集結した2万人もの観客に放出され、熱気に溢れるファンたちの笑顔の上に降り注いだ。
 
「オドルヨル」でライブがいよいよスタートし、熱い演奏に合わせて大量の放水、フロアのファンの上を縦横無尽に転がる巨大なボール、ステージ上に盛大に上がる火柱といった S2O ならではの演出がファンの熱気を更に煽る中、「サブマリン」等の勢いのある曲から「Hey Lady」のような心に沁みるナンバーまでを全力で歌い上げる WANIMA の三人の姿はファンたちの目にしっかりと焼きついたことだろう。

「WANIMA x S2O JAPAN Good Job!! Release Party~カオス!!ギネス!?日本初!!~」ならではのコンテンツで更に忘れられないライブに

会場には WANIMA のフォトブースが準備され、ファンたちはここでグッズのタオル等を掲げたり、WANIMA メンバーに負けず劣らずな大きな笑顔を浮かべてポーズを決めたりして記念写真を撮影していた。


更に WANIMA のライブに合わせて、この日は S2OJAPAN 会場にスペシャルなアクティビティも用意された。
WANIMA メンバーの3人を模したポールに浮き輪を投げて掛ける「輪にま投げ!」、WANIMA カラーのフラッグが砂浜に立てられ、それを走って取る「WANIMA ビーチフラッグ」など、ビーチフェスらしいユニークなアクティビティに興じるファンたちも多かった。
 
フードでも、WANIMA カラーのカラフルなかき氷が販売されるなど、とにかく WANIMA をとことん楽しめるワンマンライブになったことはまちがいないだろう。


果たして今年、S2OJAPAN が再開催されるのかどうかと待ちきれない S2O ファンは多いことかと思うが、2019年開催の「WANIMA x S2O JAPAN Good Job!! Release Party~カオス!!ギネス!?日本初!!~」を振り返ってみると、ダンスミュージックフェスとしてはもちろん、更に進化した日本独自の S2O として、他国開催とは一線を画した形式でフェスがカムバックする可能性も大いにあり得る。


タイ本国の他、ベトナム、香港、台湾、更には韓国、アメリカでの発表も予定されている2024年の S2O が今後、日本開催を発表する可能性は高いのではないだろうか。S2OJAPAN の復活を心待ちにしている音楽ファン、フェスティバルファンは、引き続き S2O の動きに注目しておこう。

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