米Rolling Stoneが最近掲載した特集記事によると、UK を代表する世界的シンガー・ソングライターの Dua Lipa(デュア・リパ)は、次作となる3rd アルバムのテーマとして、「UK レイヴカルチャー」を挙げているとのことだ。
 
ポップシーンのスーパースターである Dua Lipa は、90年代のロックとエレクトロニカを聴いて育ち、それが2020年リリースの2ndアルバム『Future Nostalgia』以来となる3rd アルバムの方向性のインスピレーションとなったと語っている。
Primal Scream(プライマル・スクリーム)、Massive Attack(マッシヴ・アタック)、Gorillaz(ゴリラズ)等、様々な音楽から影響を受けてきた Dua Lipa は、新たなサイケデリックなサウンドの時代を切り開こうとしている。

Dua Lipa は以下のように語っている。

このレコードは、もう少し生々しい感じがする。
私は、若さと自由、楽しむこと、良いことも悪いことも何かが起きることにただ身を任せることの本質を捉えたいと思っている。それを変えることはできない。人生で何が起きても、ただ受け止めなければならない。

UK のクラブカルチャーと「サイケデリック・ポップ」のサウンドを追求する Dua Lipa は、コラボレーションのために他者を自分の創造的な世界に受け入れつつも、自分自身の道を切り開くと言う挑戦を受け入れている。

2023年11月にリリースされた「Houdini」は、Tame Impala(テーム・インパラ)の Kevin Parker(ケヴィン・パーカー)と Flume(フルーム)の共同制作者 Danny L. Harle(ダニー・L・ハール)によってプロデュースされた。
 

3rd アルバムは収録曲11曲のうち8曲が既に制作されており、制作チームの中には Dua Lipa の世界的ヒット作「New Rules」「Don't Start Now」の作曲を手がけたトビアス・ジェッソ・ジュナとキャロライン・アイリンが含まれているとのことで、かなり期待ができるものであることは間違いないだろう。
 

Dua Lipa の3rd アルバムのリリース日は、まだ発表されていないが、彼女は現在、2月4日(日)にロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナにて開催される第66回グラミー賞授賞式で Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)や Olivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ)らと共演する準備を進めている。