様々な海外ビッグフェスが日本に上陸してきている中でも、一風毛色の変わったフェスがある。「S2O SONGKRAN MUSIC FESTIVAL 」だ。
今でこそ、"フェスで水を撒く" という演出はここ日本でも珍しいものではなくなってきているが、それでもやはり、本家本元と言えば「S2O」が真っ先に思い浮かぶのがダンスミュージックファンではないだろうか。


「S2O SONGKRAN MUSIC FESTIVAL」は、2024年の今年も4月13日〜15日に掛けてタイ・バンコクでの開催が、6月には香港での開催も決定している。そしてつい先日にはベトナム・ホーチミンにて5月11日~12日にかけての開催も発表され、続々とアジア各国での開催が発表されている状態である。
出演アーティストはまだ発表されていないが、毎年超豪華ラインナップが魅力のフェスであるため、今年も例年に引けを取らないアーティストが出演することは確実だ。


もうすっかりタイの年中行事としてお馴染みとなったこの水掛けフェスだが、そんな S2O の日本開催版「S2OJAPAN」は、2018年に日本初上陸したのを皮切りに翌年2019年にも開催、その後コロナ禍に突入したことにより数年間開催されていないが、そのインパクトでダンスミュージックファンたちの脳裏にしっかりと刻み込まれたフェスとなったことは間違いないだろう。

S2O ってどんなフェス? 元々はタイ開催の水掛け祭りを起源とするフェス

本国タイでは2015年から開催されているアジア最大級の “水 × 音楽のフェス”「S2O SONGKRAN MUSIC FESTIVAL」。
タイでは旧正月になると、街中で伝統行事の水掛け祭り“ソンクラーン” が開催されるが、S2O はその "ソンクラーン" にインスパイアされたフェスティバルで、タイでは開催時期もソンクラーンの時期に合わせて開催される。


S20 の特徴として挙げられるのは、何といってもステージからフロアに向けて巨大ホースでブチ撒かれる大量の水! 水飛沫を浴びながらダンスミュージックを体感できるこのフェスは、“世界で最もずぶ濡れになる音楽フェス” と称され、タイ国内はもちろん、世界各国から来場者が訪れている大人気フェスだ。

ここ日本でも大盛り上がりだった、真夏の暑さを吹き飛ばすダンスミュージックフェス S2OJAPAN!! 

そしてここ日本でも2018年、2019年に開催された「S2OJAPAN」は本国タイに負けず劣らず多くの来場客を集め、超盛り上がりとなった。
2018年には KSHMR(カシミア)、ALOK(アーロック)、SICK INDIVIDUALS(シック・インディビデュアルズ)、KREWELLA(クルーウェラ)等が、 2019年には Knife Party(ナイフ・パーティー)、Yellow Claw(イエロー・クロウ)、Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)、Showtek(ショーテック)等の超人気ダンスミュージックアーティストたちが来日出演しており、更に2019年開催時にはダンスミュージックアクト出演日程とは別日に特別編として WANIMA のライブも開催され、より幅広い音楽ファンたちへの「S2OJAPAN」の認知度を広める結果となった。


そして過去の「S2OJAPAN」開催時には、S2O 発祥の地であるタイの料理を中心としたバラエティ豊かなフードも大人気だった。お目当てのアーティストのプレイで熱狂した後に、パッタイやカオマンガイ等のタイフードで小腹を満たした方も多かったのでは?


そんな魅力満載な真夏のフェス「S2OJAPAN」の再上陸を望む声は多かったが、コロナ禍を超え日本中でフェスが開催された2023年には、残念ながら開催されず……しかし日本のフェスティバルシーンも完全復活を遂げた2024年、今年こそ真夏をとことん満喫できる唯一無二のビッグフェス「S2OJAPAN」の開催も期待できるのではないだろうか……!?!?


降り注ぐ大量の水が真夏のフロアの熱気を心地良く冷やしてくれる「S2OJAPAN」。最高のダンスミュージックと真夏のムードを堪能できる「S2OJAPAN」は、2024年の夏は果たして開催されるのかどうか……!?!? フェスティバルファン、ダンスミュージックファンは、今後のフェスティバル情報に要注目だ。
 

S2OJAPAN

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