The Detroit News が、アメリカ出身のラッパー・ゴッド Eminem(エミネム)が、またしてもサプライズアルバムを今週金曜日にリリースするのではないかと伝えている。本当にリリースされるのであれば、Eminem ファンにとって少し早いクリスマス・プレゼントとなりそうだ。


このアルバムは、今年1月17日にサプライズリリースした Eminem 11枚目のアルバム『Music to be Murdered By(ミュージックトゥビーマーダードバイ)』 の続編となるようで、アルバムのタイトルは『Music to be Murdered By – Side B"』になるのでは...!? とファンの間で噂されている。

"Music to be Murdered By" と同様に血まみれのカバーアートだが、モノクロで、Eminem の肩にカラスと思われる鳥が乗っているアルバムカバーらしき写真もオンライン上で公開されたが、これが実際にカバーアートとなるのかは定かではない。


また下の投稿のプレスリリースによると、トラックリストには、 Bon IverRoyce da 5'9"Phoebe Bridgers といったアーティストが確認できる。この投稿は、アメリカ出身のラッパー Crooked I(クルキッド・アイ)によってツイートされた。Crooked I は、Eminem とも親交の深い Slaughterhouse(スローターハウス)のメンバーである。(※2018年に解散)なお、Crooked I は、Royce da 5'9" と共に "Music to be Murdered By" の1曲 "I Will" に参加している。
 

Eminem の最新2枚のアルバム……2018年にリリースされた『Kamikaze(カミカゼ)』と、今年リリースされた『Music to be Murdered By』は、超サプライズでリリースされているからことからも、今回もサプライズでリリースする可能性が高いと思われる。
 

また、アルバム『Music to be Murdered By』のタイトル、カバーアートとコンセプトは、1958年にリリースされた  Alfred Hitchcock(アルフレッド・ヒッチコック) のスポークン・ワードアルバム『Alfred Hitchcock​ Presents Music to Be Murdered By』から着想を得ている。

▼ Alfred Hitchcock – Presents Music To Be Murdered By

『Music to be Murdered By』は、リリースに関してプロモーションをしていないのにも関わらず『ビルボード トップ 200 アルバム・チャート』で、1位にランクイン。リリース後、Eminem は同年2月に開催されたアカデミー賞授賞式にてパフォーマンスを披露している。
また Eminem の大ヒットトラック "Lose Yourself" は、アメリカで行われた大統領選挙の際、Joe Biden(ジョー・バイデン)のキャンペーン楽曲として使用されていた。

果たして今週金曜日、本当に Eminem の続編アルバムがリリースされるのだろうか……続報を楽しみに待とう!!

Eminem

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