ロシア出身の DJ / Producer の Shapov(シャポフ)が、4曲入りの EP『New Dimensions』を Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ビューレン)のレーベル Armada Music からリリース、それを記念し、お馴染み1001Tracklists からエクスクーシブ・ミックスがリリースされた。
同時に 1001Tracklist は Shapov へのインタビューを掲載しているので、一部翻訳して紹介しよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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▼ Shapov - 1001Tracklists ‘New Dimensions’ Exclusive Mix​

>> Shapov - 1001Tracklists ‘New Dimensions’ Exclusive Mix トラックリストはこちらから!



Shapov:"Cornerstone"、"Dark In The Light"、"Resolution" は、Armin van Buuren との EP『Trilogy』の EP の制作を終えた2019年の初旬頃から取り組み始めた。僕は常に音楽業界に新しいものを作ろうと思っているから、2019年の Tomorrowland の Axtone ステージでこれらの曲をデビューさせたんだ。新しい楽曲をみんなのためにライブで披露し、みんなが興奮してくれることはすごく嬉しい。そのとき、僕のサウンドはトランス、プログレッシブ、テクノが完璧に組み合わさっていると感じた。

2020年初期、パンデミックがはじまり、僕もギグができなかったし、新しい曲も約1年間リリースしなかったんだ!だからその前に計画していたものをリリースするのにちょっと時間がかかってしまった。だけど最終的に、素晴らしい EP を Armada から2022年にリリースできて嬉しく思うよ。
 
1001Tracklists:Future Rave サウンドは現在(ダンスミュージック業界で)際立って来ています。このサウンドでは、David Guetta x MORTEN と並び Shapov が最先端にいます。Future Rave は Shapov にとってどの様な音楽ですか?またどの様に進化して来ていると思いますか?

Shapov:最近では「Future Rave」サウンドであることはとてもクールだと思う。新しいレベルに到達するために作られたサウンドで、またビッグルームサウンドに関して言えば、業界に新鮮な空気を入れてくれたと思う。このジャンルは、大きなキック、グルーヴィーなベースライン、カッコ良いパーカッションなどのエレクトロニック・ミュージックが融合したものだと思う。“Greyhound"、“Here We Go”、“Barricade”、“Dark River"、“Party People”、“Future Rave” などを楽曲から始まり、その当初のことを今でも覚えている。全てフェスのバンガーだ!

David Guetta と MORTEN が数年間に渡りやっていることがとても大好きだ。彼らがこのサウンドを始めたときや、彼らが最初の EP をリリースしたときに、僕が2016年〜2018年に感じていたエナジーと似ていると思ったんだ。彼らがやっていることはとてもクールだと思う! 彼らはこのジャンルをアップデートし、新しいトレンドを含んで、新しい要素を音楽に付け加えている。彼らは Future Rave の立役者だよね!

僕が Future Rave サウンドを作り始めたときは、常に創造力に溢れ、フェスティバルでプレイする大きなサウンドであったこのジャンルは、自分自身を表現できる場所であると感じたんだ。

僕の意見では、これは新しいビッグルームサウンドだと思っている。進化し続けるために何か新しいものを持って来る必要がある。Future Rave をとても尊敬しているし、もっともっとレベルアップすると思う!


1001Tracklists:New Dimensions の全てのトラックに共通することはなんですか?

Shapov:New Dimensions はあらゆる種類のエレクトロニック・サウンドと、各トラックが持つ異なった雰囲気を持っているアイディアかな! 僕の特徴的な Future Rave サウンドと、トランス、プログレッシブが上手くブレンドされていると思う。

>> Shapov "New Dimensions" 視聴はこちらから!


1001Tracklists:EP の制作プロセスを教えてください。

Shapov:”Inside The Rave" は、フェスティバルでプレイするのに最高な1曲だね! このトラックは、Chemical Brothers の arp synths のようなものと Swedish House Mafia のビートからインスピレーションを受け、それらを組み合わせて新しく作った。

"Dark In The Light" のインスピレーションの源は、初期の Hard Rock Sofa のサウンドと、funky acid、techno FX を少し加え、ユニークな雰囲気の FX を使ったビルドアップだね!

"Cornerstone" の背後にあるアイディアは、古典的なアルペジオの音を作って、エピックなトランスのブレイクダウンと組み合わせた感じかな。

"Resolution" は、全く異なったトラックで、より techno、psy を感じられると思う。


この他にもインタビューでは、今後コラボしたいアーティストとして SHM、Skrillex、Alesso、David Guetta、Armin van Buuren、Tiësto らの名前を挙げている。また、新たなトラックや、大きなコラボもあるとのことだ。
Shapov は毎日新しい音楽に取り組んでいると発言しているので、2022年も Shapov の動向から目がはなせない一年になることは間違いないだろう!

>>【1001Tracklists】Shapov フル・インタビュー(英語)はこちらから!


Shapov

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