ハードスタイルのゴッドファーザーと呼び声高いオランダ出身のレジェンド DJ The Prophet(DJ ザ・プロフェット)が、2023年6月25日にオランダで開催されたフェス「Defqon.1」のクロージング・セレモニーのステージにて、35年以上のキャリアを締め括る最後のパフォーマンスを披露して引退した。
  会場には約65,000人以上が詰め寄せた。MC が今までの DJ The Prophet の業績を称えると、会場からは大きな拍手と歓声が沸き、見ているだけでも感情が高ぶる映像となっている。DJ The Prophet は最後のステージに配偶者と子どもたちを招き、特別な瞬間を迎えた。
  エネルギッシュ且つノスタルジックなセットを披露し、“Wasteland”、“Recession”、“Born To Be Free”、“Echoes”、“The Get Back” といったアイコニックなトラックも惜しみなくプレイ! 更に未発表曲もプレイされ、DJ The Prophet のキャリアを凝縮させたようなパフォーマンスとなった。

▼ Defqon 2023 DJ The Prophet​
  DJ The Prophet は上記の投稿にて以下のように語っている。

(一部抜粋)
今ここに座って、DJ The Prophet としての信じられない旅を振り返っていると、感情の波が私を飲み込んでくる。感謝の気持ちと、ほんの少しだけ憂愁を感じている気持ちの両方が詰まった心で、今日これを書いている。これまでの35年間、僕を支えてくれた皆に深く感謝しているよ。
全てのアーティストは、ファンとのつながりを持って、ファンたちの魂の奥深く刺さるように、音楽を通してみんなを旅に連れて行くことを夢見ている。
長年、僕はとても稀な繋がりを皆さんとシェアしてきた。この(音楽人生で)シェアした思い出は、本当にかけがえのないものだ。

皆がそこにいてくれたこと、情熱、それから絶えることないサポートが、今の自分を作ってくれた。だから皆に感謝したい。

ファンの皆、アーティスト仲間、コラボしてくれた皆、音楽業界の皆、僕への友情、創造性、信頼、そして僕たちの音楽スタイルへの愛に感謝する。

僕はスポットライトから遠ざかることになると思うけど、僕がいなくなるわけではないから、必ずパーティーでまた会おう。その時、僕はパーティーを歩き回るよ。パーティーの参加者としてね :) 

僕たちが共に創った記憶は、僕の心と魂に永遠に刻み込まれるだろう。心からの感謝と永遠の愛を込めて、皆と、ハードスタイルのダンスミュージックに。

Dov


DJ The Prophet

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