ラッパー/デザイナーとして知られ、お騒がせ行動が目立つ Kanye West(カニエ・ウェスト)は、反ユダヤ主義の陰謀論やユダヤ人コミュニティに向けての挑発的な態度で顰蹙を買っていたが、先日自身の SNS にてユダヤ人コミュニティに向けてヘブライ語で公式に謝罪した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Kanye West は最近、反ユダヤ主義の陰謀論を拡散したり、ユダヤ人に対して脅迫的な言動を取ったり、更には許しを求めつつもアドルフ・ヒトラーについて言及、さらにユダヤ人に対する軽蔑的な言葉を使ったり、曲の中で露骨な差別的表現をするなどし、世間からの強い反感を買っていた。

だがここへ来て Kanye West は、自身の Instagram にヘブライ語でメッセージを投稿し、ユダヤ人コミュニティに向けて直接かつ公式に謝罪、自身の行為の重大さを認め、反省の意を表明した。

自分の言葉や行動によって引き起こされた "意図せぬ暴発" について、ユダヤ人コミュニティに心から謝罪する。傷つけたり貶めたりすることに対しては意図してなかった。そして自分が引き起こしたかもしれ得ない苦痛を深く後悔している。自分自身から始めて、この経験から学び、将来的にはより優れた感受性と理解を確実にすることに専念している。あなたの許しは僕に取って重要であり、僕は償い、団結を促進することに全力で取り組んでいく。

Kanye West がヘブライ語で謝罪するという決断は、Kanye が気分を害したコミュニティに直接対処する必要性を認識していることを示している。
つまり、今度こそ Kanye West は本当に謝罪するために誠実に努力しようとしているようだ。