バンドマンとしてのキャリアを経てDJに転身し、「Turbulence」や「Delirious (Boneless) 」などエレクトロサウンドの常識を打ち破るヒット作で鮮烈なインパクトを与え、長髪とヒゲの分かりやすいアイコン、派手なパフォーマンスでフェスの定番アーティストとなったSteve Aoki。彼はDJとして最大の成功者といっても過言ではなく、レーベルやアパレルなどといった幅広い展開で才能を見せてきた。

そんなSteve Aokiの父はアメリカの人気チェーン店、「BENIHANA」の経営者であったロッキー青木氏である。親子揃って成功者であるロッキー青木とSteve Aokiの関係はこれまで多く語られることはなく、謎に包まれていたのだがこの度、ドキュメンタリー映画として語られることになった。
予告編でSteve Aokiは年間300本ものフェスやイベントに出演する原動力について
運に恵まれ、ここにいるんだ。
だから、寝る暇はない。
と答えている。そのマインドを生み出した背景についても映画で語られることになるだろう。

この映画はNETFLIX限定で8月19日に公開される(日本でも同時公開予定)。彼のキャリアや音楽性をよく知るDiploやTravis Barkerがゲスト出演し、彼のDJとしての原点から探る。

日本でも大人気のSteve Aoki。ファンのみならずクラブミュージック、フェス、DJを好む全ての人が見ておきたい映画になるだろう。