Sat, 31 Dec 2022
学際的なクリエーターとして、彼女の作品はメディアを越え、流れ広がっていく。一つの形にとらわれることなく、常に未来を見据えたヴィジョンを持ち続けている。Uranoの作品は、電子音楽とボーカルアレンジを生かした楽曲のリリースに加え、AVやインスタレーション、AR体験とのコラボレーションにも及んでいる。
彼女の初期の音楽作品は、感情に溢れた独自のテクノミュージックを中心に展開されている。それは強烈なキックドラムを求める音圧競争によって多くの人が見失いがちなものである。
ジャンルの概念から解き放たれた彼女は、近年アンビエントミュージックの制作にも没頭している。その作品の数々は、マシンの中の魂を浄化するように、リスナーの精神、骨、そして息をする空気にまで深く感じられる感情の強さを秘めている。
2014年から水面下で湧き上がっていたYuriは、2018年にChris Smithの非常に尊敬されるレーベルCPU RecordsよりAutline EPをリリースし注目を浴びた。その後、彼女は自身でもインプリントを作成し、母国と国境を越え、あらゆるクリエイティブなものとコラボレーションしている(そのハイライトは下記で見ることができる)。
2023年後半には、目利きのクラブ音楽家であるAkitoとの東アジアツアーやリリース、エキシビションとのコラボレーションも予定されているUranoの将来は明るい。
Notable works:
- CPU recordsよりAutline EP をリリース(2018)
- 自身のレーベルYLよりReed EP をリリース(2018)
- INTERLUDE from TDME にてグランプリを受賞(2018)
- MUTEK.JPに出演。ヴィジュアルアーティストManami SakamotoとのコラボレーションによるAmbient live setをShibuya Stream Hallにて披露(2020)
- TEDxKobe 2016 への楽曲プロデュース。
- 複合現実企業Kalkulが制作する空間オーディオアプリ”AURA”を用いたARサウンドスケー プ体験へのサウンドプロデュース(2021)
- Japan Connection Festival in Parisに出演(2022)
- PRADAとRichie Hawtinがキュレートする世界巡回型ミュージックイベント'Prada Extends Tokyo'に出演。(2022)... More Biography
1つの形にとらわれることなく、常に未来を見据えたヴィジョンを持ち続けているUranoの作品は、電子音楽とボーカルアレンジを生かした楽曲のリリースに加え、AVやインスタレーション、AR体験とのコラボレーションにも及んでいる。