2001年にリリースされた第一章Luv(sic)から12年、36歳の若さでこの世を去ったnujabesとラッパーのShing02の希有のコンビにより生み出されて来たシリーズが遂にフィナーレを迎える。Luv(sic)シリーズの最終章にあたる「Luv(sic) Grand Finale / Part 6」が、3月中旬に12インチ・レコードでリリースされることがあきらかとなった。

誰にでも訪れる「別れ」の深い悲しみを痛烈に描いたPart 5から一転、その悲しみを拭う様に、新たに生み出される「再生」をテーマに描かれる。 意味深なリリックにドリーミンな世界をライミングするShing02と、流麗に奏でるハープとラブシックシリーズ独特の温かみのあるビート、nujabesが作り出すメランコリックで浮遊感のある世界は、彼らがはじめたこのシリーズを締めくくるまさにフィナーレにふさわしい内容になっている。

また今作のB面にはフィナーレを華々しく飾るべく、nujabesの盟友であるUyama Hirotoによるリミックスを収録している。彼のインスピレーションの源とも言うべきブラジル・ミナス音楽の雰囲気を彷佛させるメロディアスなギターフレーズに、力強く荒い息づかいのサックスの音色はオリジナルとはまた違ったLuv(sic) Part 6の意味を表現している。

hydeout productionsのオフィシャルサイトでは、「Luv(sic) Grand Finale / Part 6」のフル試聴音源を公開中です。