ビルボード誌がダンスミュージック聖地と誇れる世界のトップ15都市ランキングを発表。
このランキングは、「今」に焦点をあてるのでなく、今までのダンスミュージックの歴史や功績も考慮するものとなった。
誕生してから今に至って、多くの影響を与えたことをベースとしている。

ランキングは、以下だ。最多は、アメリカの6都市がランクイン。ほぼ半分を占めるものとなった。
15. Montreal(カナダ)
14. Paris(フランス)
13. Buenos Aires(アルゼンチン)
12. São Paulo(ブラジル)
11. Barcelona(スペイン)
10. Miami(アメリカ)
9. Los Angeles(アメリカ)
8. Amsterdam(オランダ)
7. Las Vegas(アメリカ)
6. London(イギリス)
5. New York City(アメリカ)
4. Ibiza(スペイン)
3. Berlin(ドイツ)
2. Detroit(アメリカ)
1. Chicago(アメリカ)

もちろん見方によって色々なランキングがみえるが、様々なカルチャーを考慮したランキングとなった。
一位に輝いたシカゴは、ダンスミュージックのホームといってもいいほどの誕生地である。また、二位のデトロイトは、テクノとナイトライフへの影響力は、大きい。
マイアミは、UMFやミュージック国際会議の開催都市でもあり、ロサンゼルスは多くのベッドルームプロデューサーやDJの発信地、ラスベガスは言うまでもないクラブ都市。

二位にランクインしたDetroitは、Fedde Le Grandの代表曲「Put Your Hands Up For Detroit」のトラック名にも含められように、アーティストは、自分のホームやダンス都市に思い入れが強いことがわかる。
 


最近では、Armin Van BuurenとW&WのコラボにもDutchが入ったり、あのSwedish House Mafiaの代表曲「Miami 2 Ibiza」やKaskade「LAX To JFK」のように、ロサンゼルスを代表するハブ空港LAXをトラック名に入れるなど、ダンスミュージック都市と音楽自体に繋がりを感じるランキングとなった。