2016年話題のフィメールシンガーといえばSia。Apple社がサンフランシスコでiPhone 7を発表した際にスペシャルゲストとしてSiaがライブを行って話題になった。

Siaとは?


1975年、オーストラリアのアデレードで生まれたシンガー。以前は顔を出して活動していたが、現在は顔出しNGとして出演している。そのことについては「ポップ界に足りないもの。それはミステリーよ」と語っている。
彼女の独特の、心の奥底を揺さぶられるような歌声や表現力にひとたび触れると彼女の虜になってしまうだろう。

Siaを知らない人が聞くべき曲

Titanium
まずこの曲を聞いてほしい。David Guettaの大ヒットアルバム「Nothing but the Beat」の収録曲「Titanium」は彼女の歌声あってこそのものなのだ。Youtubeでは6億再生を記録したこの楽曲は耳に覚えがある人が多いかも。

The Greatest
今年6月に発生したアメリカ史上最悪と言われたオーランド銃撃事件へのトリビュートメッセージが込められているとアメリカでは解釈されているこの「The Greatest」。LGBTへの理解のあるSiaが歌うこの曲には「諦めないこと」「自分を信じ抜くこと」のメッセージが込められており、底知れぬパワーを感じられるだろう。

Burn the Pages
「過去はその本の中に書き写して、そのページは燃やしてしまいましょう。そしてその火で料理しよう。」というなんともポジティブなメタファーが素敵な一曲。思い出すたび気分が落ち込むような過去があるなら、その気持ちをSiaの歌声に癒してもらうのが一番良い処方箋になるかもしれない。

Elastic Heart
この曲はDiploがSiaの為に作曲し、そのトラックを気に入ったSiaはkatty Perryにレコーディングを頼んだが、Kattyが辞退したので本人が歌うことになった。「恋」についてを「命」で例えて表現したこの楽曲のMVは単純なセットであるが非常に奥が深い。

Chandelier
シャンデリアからシャンデリアを飛び移るように、必死に今を生き抜こうとする人間を歌った一曲。この曲のMVはYoutubで14億再生を記録しており、自身最大のヒット曲である。

Unstoppable
「わたしは止められない。わたしはブレーキのないポルシェなの」と力強い女性像を語った「Unstoppable」。2016年のリオ オリンピックのアンセムとしてリミックスされたことはこの曲の力強さを耳で体感すれば驚くことはないだろう。

Soon We’ll Be Found
これまで紹介してきた楽曲とは少しテイストが変わって優しい雰囲気に包まれた繊細な一曲でありさらに本人の顔が公開されている数少ない楽曲。朝の通勤・通学のプレイリストにもオススメ。

The Fight
この曲は2010年にリリースされたアルバム「We Are Born」の1曲目として発表された曲。この曲では主語が「We」になっており、孤独を噛み締めながら力強く生きていくことを訴えかけた他の楽曲とは少しテイスト。「私たちは闇を貫く光を作れる」というメッセージが心に刺さる。
 
以上8曲。まだまだ彼女の魅力はここで紹介しきれない部分もあるが是非この機会にSiaの楽曲に触れてみてほしい。