東京を拠点に活動するDJ/プロデューサーのDJ moeは現在20歳。だが、彼女はただの「若手」ではない。10代の頃からすでに持ち合わせていた流行をキャッチする吸収力、そしてそれをDJに落とし込んで発信する抜群のセンスを武器にDJとしてオーディエンスをロックし続け、国内のビッグクラブからのオファーが絶えなかった。

これまでにULTRA JAPANの出演、electrox 2017など国内の人気ダンスミュージックフェスの出演を続々と果たし、さらにmijaやETC!ETC!、Alison Wonderlandなどとも共演者として肩を並べており、国内でも指折りのトップアーティストだ。

そんなDJ moeの活動範囲は日本の枠におさまりきらず、世界のトップステージへと歩みを進める。ULTRA EUROPE 2017のDAY3のメインステージの出演権を勝ち取り、日本人史上最年少のULTRA EUROPEメイン DJとして出演を果たした。



DJ moeの後の出番はShowtek、それに続いてNicky Romero、Afrojack、Martin Garrix、Hardwellとヘッドライナー揃い。最終日のメインステージの中でも特に重要なパートを任されたわけだが、彼女のパフォーマンスはその大物に負けず劣らず、ULTRA EUROPE 2017最終日メインステージでの盛り上がりのきっかけを作る起爆剤となった。



ヨーロッパといえばダンスミュージックの本場で、耳の肥えた音楽通が多い。そんなヨーロッパで彼女の音楽が通用しているということは日本で活動するDJ/プロデューサーたちにとっても自信に繋がるだろう。そして、彼女自身がこれからさらに大きなステージに立ち「世界のトップアーティスト」と呼ばれる日はそう遠くないかもしれない。

DJ moeは当日のLIVE MIXの音源をMixcloudで公開。4B X AAZARの"Pop Dat"から始まり、"Moku Moku More(DJ moe&TOMOTH FUK remix)や"Drop The Jelly"など自身が手がけた曲もプレイ。彼女の得意とするベースミュージックの集大成とも言うべき、スピード感のあるMIXは必聴だ。