アメリカの大人気アニメ『ザ・シンプソンズ』で知られる作曲家、Alf Clausen(アルフ・クラウセン)氏が解雇されたことが明らかになった。
クラウセン氏は、約27年間シンプソンズの音楽監督を務め、計560話以上のテーマソングを手掛けてきた。
これまで、エミー賞に30回ノミネートされ、2度の受賞を果たすなど高い評価を受けている。




日本では、過去にサントリーフーズが販売するソフトドリンク『C.C.レモン』のCMとして、『ザ・シンプソンズ』のキャラクターが起用されている。シンプソンズは2000年から2002年にかけて複数回放映され、ノベルティグッズなどが展開されたことでも知られている。
 


なお、クラウセン氏にとって最後の仕事は、今年5月に放送されたシーズン28の最終回となった。
現時点でFOXは、クラウセン氏の解雇について公式ホームページでコメントはしておらず、『ザ・シンプソンズ』のサウンド面がどのように変化していくのかについても不明確だ。
シンプソンズは今秋、最新シリーズであるシーズン29が放送予定となっているのでファンとしてはなおのこと気になるニュースではないだろうか。
 

また、クラウセン氏はシンプソンズの楽曲以外にもブルースのトラックメーカーとしても知られている。こちらは彼の代表曲。


Written by:Hitomi SETO