毎年スペイン・バルセロナで開催されている音楽とアートの国際フェスティバルSonar Festival​が2018年に25周年を迎える。そのアニバーサリーを記念して、太陽系から12.4光年離れた惑星GJ237b(Luyten Star)に向けて音楽を送信するプロジェクト『Sonar​ Calling GJ273b』が進行中であるという。

GJ237bは生命が存在できる条件が揃っている系外惑星として発見された。今回、地球外生命体に向けて交信を目指すプロジェクトとして、European Incoherent Scatter Scientific Association(EISCAT)と提携して進められている。

先月10月16日から18日にかけて第一回目の送信が行われた。挨拶、人類に関する基本情報、そしてNina kravizKode9Soichi TeradaThe Black MadonnaLaurent Garnierらによる約10秒の曲がノルウェーの施設から宇宙空間に向けて送信された。この送信がGJ237bに到達するのは、2030年11月3日である...。もし何らかの生命体が存在するなら25年以内には応答を受信できるだろうとしている。

第二回目の送信は4月20日に行う予定で、33組のアーティストの楽曲に加え、一般公募から3名の楽曲を選出する。この夢のある壮大なプロジェクトに興味のある方はぜひ応募してみてはいかがだろうか。応募はこちらから。

2018年のSonar Festival​のラインナップはまだ発表されていないが、2018年6月14日から16日にかけて開催予定。