新世代エレクトロニック・ミュージック界の天才児、Porter Robinson(ポーター・ロビンソン)が、新たな音楽プロジェクトVIRTUAL SELF(ヴァーチャル・セルフ)名義で、本日ファーストEP『VIRTUAL SELF(ヴァーチャル・セルフ)』を配信限定リリースした。
VIRTUAL SELF(ヴァーチャル・セルフ)は、10月に突如発表された、ポーター・ロビンソンによる新たな音楽プロジェクト。先行して「EON BREAK(イオン・ブレイク)」「Ghost Voices(ゴースト・ヴォイセズ)」の2曲をリリースしてから動向が注目されていた中での、EPリリースとなる。新たに開設されたツイッター・アカウントからは暗号めいた投稿がされるなど、全容は未だ謎に包まれているが、ポーター自身のルーツとも言える、2000年代のトランスやハードコアからの強い影響が伺えるサウンドが注目を集めている。


アートワークも同時期のものからインスパイアされた、ノスタルジックかつフレッシュなもの。ポーター・ロビンソン名義で発表してきた楽曲とは異なる世界観とサウンドが、早くもファンの間では話題になっている。
 

12歳より、完全独学で習得したスキルで音楽プロデュースを始めたポーターは、ネットを中心に自身の楽曲をリリースしていたところ注目を集め、2010年にはスクリレックス主宰レーベル<OWSLA>と契約をし、EPをリリース。2014年にはデビュー・アルバム『Worlds』を名門ダンス・レーベル<アストラルワークス>よりリリースし、ULTRA MUSIC FESTIVALやコーチェラなどの大型フェスに出演。日本のビデオ・ゲーム音楽から大きな影響を受け、音楽を始めたというポーターは、大の親日家としても知られ、これまでSONIC MANIAULTRA JAPAN 2017への出演も含め幾度も来日を果たしている。2016年には、盟友のフランス出身若き鬼才=マデオンとのコラボレーション楽曲「Shelter」を発表。A-1 Picturesが制作した全編書き下ろしアニメーションによるミュージック・ビデオが大きな話題を呼び、2017年2月に行った一夜限りのジョイント来日公演も大盛況だったことが記憶に新しい。

12月8日(金)にはニューヨーク/ブルックリンで、VIRTUAL SELF(ヴァーチャル・セルフ)名義で初のイベントが開催されることも決定している。これまでも何度もその壮大かつ緻密な世界観でファンを驚かせているポーターだが、新プロジェクトでの初パフォーマンスがどんなものになるのか、今後の動向から目が離せない。

 
 日本公式サイト: http://www.sonymusic.co.jp/artist/virtualself
ヴァーチャル・セルフ公式ツイッター・アカウント: https://twitter.com/virtual_self