9月15日(土)〜17日(月・祝)にかけて、TOKYO ODAIBA ULTRA PARK で開催された、ULTRA JAPAN 2018。最終日となる17日にも、国内外から名だたる DJ が集結し、お台場を沸かせた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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3日目のメインステージに登場した Cash Cash(キャッシュキャッシュ)は、1曲目の "Bada Boom" の後、"Hero""Millionaire"など立て続けに自身のヒット曲を披露。The Killers の "Mr. Brightside" や Bastille の "Pompeii" など懐かしい楽曲もプレイし、幅広い客層が楽しめるセットに仕上がっていた。最後は "Take Me Home""How To Love" をプレイ。合唱も何度も起こった今回のセットで、Cash Cash はここ日本において確実に新たなファンを数多く獲得したことだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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続いて登場したのは Tchami & Malaa - No Redemption (チャミ & マーラ)。Tchami は今年4月にも来日しており、フューチャーハウスの創始者としても有名なアーティスト。そして一方の Malaa は黒の目出し帽をかぶったちょっと不気味な雰囲気漂うミステリアスな DJ として知られている。
未だに正体は不明だが、日本でも Malaa Nation と呼ばれる Malaa の真似をするファンが多く存在する。

二人は "No Redemption" のイントロで登場するとすぐに会場をロック。その後も "Kurupt" や、"Summer 99" など2人の楽曲をプレイしたり、"Cash Money""After Life" などそれぞれの楽曲をプレイしたりと、Tchami & Malaa - No Redemption だからこそ体感できるフューチャーハウスの奥深さを聴衆に感じさせた。


ぐずついた天候となった3日目だったが、Afrojack(アフロジャック)が登場するタイミングで雨が本降りとなり、雷まで鳴り始めた。しかし "Pacha On Acid"、Galantis の "No Money"、David Guetta の "Ain't A Party" の Mush up とともに登場した Afrojack は、雷雨など関係ないと言わんばかりのヒット曲で悪天候に応酬。さらに、MC Ambush も雨の中ブースの上に立ち続け、会場を1つにした。

セット終盤の David Guetta の "Titanium"、 Hardwell との "Hands Up "、Avicii の "Hey Brother"、Swedish House Mafia の "Greyhound" のMush upから、Avicii の "Wake Me Up"、DubVision との "New Memories"、Swedish House Mafia の"Don't You Worry Child "の Mush up がプレイされた場面では、Avicii への思いをオーディエンスと共有し、"Bed Of Roses"で有終の美を飾った。


3日間に渡る  ULTRA JAPAN 2018 のラストを飾ったのは ZEDD(ゼッド)。イントロで "Beautiful Now" が流れると一気に会場のボルテージは最高潮に。
Empire Of The Sun の "Alive"、Black Eyed Peas の "The Time(Dirty Bit)" そして MAGIC! の "Rude" をそれぞれ ZEDD Remix がプレイされたかと思えば、"Stay" "I Want You To Know" "Stay The Night (Zedd & KDrew aka Kevin Drew Extended Remix)" などのヒット曲もプレイされ、ZEDD 自身が携わった楽曲が々と披露されていった。


オーディエンスも休む間もなく歌い続け、徐々に終演に近づいていく中、"Happy Now""Break Free" など、ノンストップで次々にアンセムが披露された。そして最後は "Clarity" の美しいメロディとお台場の夜空に咲き乱れる花火が感動的な情景を生み出し、ULTRA JAPAN 2018 のクライマックスを飾った。

メモリアルイヤーでもあった ULTRA JAPAN 2018 は悪天候に見舞われながらも、3日間で来場した計10万人が過去最高と言っても過言ではない一体感を作り出し、お台場は熱狂の渦に包まれた。夏の風物詩として定着しつつある Ultra Japan は、今年も大成功で幕を閉じ、また一つ、ダンスミュージックシーンに新たな歴史を作り上げた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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Written By TAKERU SHIGYO