早々とチケットが完売し、オールナイトイベントの開催も追加発表されていた Gryffin(グリフィン)。デビューアルバム『Gravity』を提げた3年ぶりの来日公演が2月10日(月)に TSUTAYA O-EAST にて開催された。
 

開場とともに始まったオープニングアクトの BABY-T によるセットは、Gryffin のファンにとってはたまらないポップでメロディックなセットにまとめられておりオーディエンスを心地良く揺らし、主役が登場する前から既に会場は熱気に包まれていた。

そしてついに Gryffin が登場!


デビューアルバム『Gravity』 "Intro" と共に登場し、大きな歓声を浴びながら SLANDER(スランダー)との "All You Need To Know" を披露。いきなりライブセットならではのギターやピアノ、サポートメンバーによるドラムなどで観客を圧倒した。

『Gravity』から "Bye Bye""Nobody Compares To You""OMG""Nothing Like You" など、続々と自身の楽曲を演奏。各楽曲のイントロが流れる度に会場から悲鳴に近い歓声が湧き上がり、ほぼ全ての楽曲で合唱が起こる興奮状態に。

Gryffin もそれに応えるように、何度もギターを抱えながらオーディエンスの目の前まで飛び出し、会場の熱気を更に上げる。


自身の楽曲 "If I Left The World" と、Porter Robinson(ポーター・ロビンソン)の "Sad Machine" のマッシュアップや、Zedd(ゼッド)の "Clarity" と Mitis(マイティス)の "Mirrors" のマッシュアップ、The Killers(ザ・キラーズ)の "Mr. Brightside" など、様々なジャンルの楽曲を取り入れたバリエーションのあるセットを披露。


一度舞台袖にはけ、再び登場すると、Illenium(イレニアム)との共作 "Feel Good" がプレイされた。この日1番の歓声と大合唱で、文字通り多幸感に溢れる瞬間が生まれた。


ライブセットは、彼の楽曲の中でも人気の高い "Whole Heart" でフィニッシュとなった。アコースティックギターを弾きながらのメロディックなイントロに心を奪われる様子のオーディエンスも多数見受けられた。

Gryffin は、最後に「東京、今日は来てくれてありがとう!私はグリフィン、ホントウニアリガトウゴザイマス!」と母親譲りの流暢な日本語を交えて挨拶。


エモーショナルでメロディックなサウンドと美しい VJ、長い髪をなびかせつつ熱いライブパフォーマンスで、終始オーディエンスを釘付けにした Gryffin の3年ぶりの来日公演は大成功に終わった。
 
Photo By @ncsuds
Written By TAKERU SHIGYO