筆者・TAKERU SHIGYO がオススメしたい楽曲を自由気ままにご紹介していく「シギョーレコメン」!!

第四弾は、原曲はもちろん素晴らしいが、その出来を優に超えてくる(かもしれない)ポップ・ロックの楽曲のリミックスをご紹介する。
 

Lauv - Chasing Fire(Robin Schulz Remix)


今年3月にデビュー・アルバム『~how i'm feeling~』をリリースし、先日も EP『Without You』をリリースした Lauv(ラウヴ)。デビュー・アルバムをリリースする前にストリーミングサービスなどで50億回再生を記録していたのだが、その脅威的な記録に貢献した一曲。Lauv 特有の落ち着いた曲調を崩さず、Robin Schulz(ロビン・シュルツ)らしい洒落たドロップに仕上げられ、二人の魅力が見事にマッチした楽曲になっている。
 

Magic! - Rude(Zedd Remix)


言わずと知れた Magic!(マジック)"Rude"。心地良いレゲエに乗せて「なんであんたはそんなに失礼なんだ!」と彼女のお父さんに文句を言う、可愛げさえある楽曲を Zedd(ゼッド)がリミックス。レゲエ要素はほとんどないが、Zedd らしいアップテンポな曲調で原曲に並ぶ大ヒットアンセムに仕上げられた。
 

Linkin Park - Heavy ft. Kiiara(Nicky Romero Remix)


Linkin Park(リンキン・パーク)のメインボーカル、Chester Bennington(チェスター・ベニントン)が亡くなる約半年前にリリースされた楽曲。自殺する直前の Chester の心の叫びだったのではないかと言われる強いメッセージを持ったこの曲を、Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)がリミックス。Chester が亡くなった直後の Tomorrowland 2017 では、「これはチェスターのためにかけるよ。トゥモローランド、みんなの声を聴かせてくれ。」とオーディエンスに投げかけ、天国に向けて大合唱が届けられた。
 
( "Heavy" は39:08頃から!)
 

Bastille - Pompeii(Audien Remix)


多くの DJ がリリースから7年が経った現在でもセットに組み込む、"Pompeii"。男らしさ溢れる Bastille(バスティル)の代表曲を Audien(オーディエン)がオシャレにリミックス。色褪せない名曲をさらにポップに仕上げ、DJ セットの感動のラストを締めくくるに相応わしい楽曲となった。
 

Smallpools - Dreaming(The Chainsmokers Remix)


唯一無二の歌声でエレクトロ・ポップを牽引する Smallpools(スモール・プールズ)の代表曲 "Dreaming"。これぞポップ、という
印象を持つこの楽曲を The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)によってクラブ・ミュージックにアレンジされた。"Closer""Paris" などの楽曲とは全く違う、The Chainsmokers のルーツも伺えるような仕上がりとなっている。

原曲の魅力を存分に引き出し、さらに良い楽曲に仕上げるプロデューサーは本当にいい仕事をしてくれる...と実感するばかり。普段ロックやポップミュージックしか聴かないと言う方も、お気に入りの楽曲のリミックスを探してみては?

Written By TAKERU SHIGYO