過去6ヶ月に渡って SNS を休止していたダブステップ Producer / DJ の Snails(スネイルズ)が、Twitter にて声明を発表した。
彼は SNS にて性的暴行、薬物使用、ファンへのアルコールの強要を指摘されていたとのことだ。

Snails は以下のように述べている。

「(SNS 上で)深刻な主張をされたが、これらの主張は完全に誤りだと言うところから始めなければならない。今はそれで充分だ」

「僕のファンと僕の周りの皆は真実に値する」

「僕のキャリアの初めに、僕の「パーティー野郎」のキャラクターは、プロモーターや友人から多くの好意的な注目を集めた。そして、それはその期間の Snails の大きな部分となった。パーティーは文化の一部であり、僕はそれにフィットしたかったんだ」

「ファンとの交流が僕が仕事を愛する理由となる大部分を占めているので、僕が持っているものをファンたちと共有できることを光栄に思った。時にはアルコールも含まれていた。僕のファンは僕にとって全てなので、僕は僕と同じくらい皆にたくさん楽しんでもらいたいと思った。
それが大丈夫だと思ったのは間違いっていた。誰かに飲酒を勧めて気分を害したことがあったとしても、そうするつもりはなかったんだ。僕の周りの人々の安全を守り、確保するのは僕の責任だ。これらの専門家の境界を超えるべきではなかったから、改善の必要性を認めるよ」

しかし一方で Snails は、彼に対する薬物使用の告発に対しては「絶対に真実ではない」「完全にでっち上げだ」と否定している。

Snails の声明は、2020年7月に作成された Instagram の「@evidenceagainstsnails」というアカウントに今年1月5日に投稿された。
このページには、彼の性的暴行に関する匿名の投稿が多数共有されている。

Snails は彼の言動を不快に感じた人々への謝罪の言葉を述べる一方で、性的暴行への関与は否定、しかしその中で「誤解を招いた恐れ」についても言及している。

「性的暴行は重大な犯罪だ。僕は性的暴行や嫌がらせ、またはあらゆる種類の虐待の被害者を支持する。これらの経験は聞く価値がある。被害者は保護及び防御されるべきだ。とはいえ、僕の行動はそのどれにも当てはまらない」

「誰かが遠く離れた場所からでさえ不快に感じるようになったことがあれば、心の底からお詫びするよ」

「僕は人の感情の正当性を否定することはできないけれど、誰かを傷つけることは決してなかったし、決してそうするつもりはない」

「アーティストとしての僕の影響力が権力の不均衡を引き起こした可能性があることを理解している。これが、職業上の境界線が非常に重要であるもう一つの理由だ。友好的なチャット、会話、テキストメッセージなどの無実の行動は、誤解を招く可能性がある。毎日非常に多くの新たな人々と交流しているツアー中の状況では、特にそうだ」

以下が声明の全文だが、この投稿には多数のファンたちからの Snails への告発に対する疑問や Snails への温かいサポートの言葉がコメントされており、多くのファンたちはこの匿名の告発に対して懐疑的に思っている様子だ。
なお、1月7日現在、Snails に対する匿名ではない正式な告発は行われていない。