人気 Electronic Music アーティストの Four Tet(フォー・テット)が、彼が所属するレーベルの Domino Recordings が10年以上前に彼がリリースした楽曲のストリーミング使用料を契約通りに支払っていないと主張、訴訟を起こしているとのことだ。

2001年、Four Tet と Domino Recordings 間のパートナーシップが締結され、2001年に『Pause』、2003年に『Rounds』、2005年に『Everything Ecstatic』のアルバムをリリースした。

Four Tet は、これらのアルバムのストリーミング使用料の50%を受け取る契約をしたが、実際にこれまでに彼が受け取ってきているのは18%のみで、70,000ポンド(約1070万円)が支払われていないと主張している。

この訴えは、イギリス国内に拠点を置くストリーミングサービスへの Four Tet のマスターライセンスが、 Four Tet に50%のロイヤルティ率を与えることを示唆する契約条項に基づいたものであり、ストリーミングサービスが技術的に国外に拠点を置いていることを考えると、この契約条項が全ての主要なストリーミングサービスに当てはまると裁判官が判断する可能性があるとのことだ。