現在イギリスにて新型コロナウィルスの変異種であるオミクロン株が猛威をふるっている影響で、公演のチケットは購入されているものの、約40%が実際にイベントに訪れていないことを先日 iFLYER でもお伝えしたが、ここへきてチケットの販売数も急激に減少しているとのことだ。

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イギリスのチケット会社 Skiddle が行なった調査では、イギリス内にてチケットの販売がここ数週間で26%も減少しているという。例えチケットを購入していたとしても実際にイベントに訪れない場合もある。ソールドアウト公演でも、約40%が実際には会場に訪れていないため、会場のキャパシティに満たない人数での公演を行なっているとのことだ。
この結果はイギリス内で新型コロナウイルスに関する規制や制限が日々変わることも1つの原因となっているものと見られている。

イギリスでは、オミクロン株の急増によって更にイベント業界への不確実性が増しているため、イベントが確実に開催されるのか、オミクロン株への不安などといった懸念から、人々はチケットを購入する気分ではなくなっているのでは……と伝えられている。

更に Purple Seven が行なった最新の分析によると、イギリスにてイベントが再開された後すぐは、チケットの売れ行きは好調であったものの、現在は一定の割合で減少しているとのことだ。