「The Recording Academy(ザ・レコーディング・アカデミー)」が主催する音楽賞で、世界最高峰の音楽賞の1つである米・Grammy Awards(グラミー賞)だが、2024年度から3つの新しいカテゴリーを追加する事を発表した。
  2024年に開催される第66回、米・グラミー賞において、 「Best African Music Performance(ベスト・アフリカン・ミュージック・パフォーマンス」「Best Alternative Jazz Album(ベスト・オールターナティブ・ジャズ・アルバム)」「Best Pop Dance Recording(ベスト・ポップ・ダンス・レコーディング)」賞の3つのカテゴリーが加わる。

「Best Pop Dance Recording(ベスト・ポップ・ダンス・レコーディング)」部門では、力強くリズミカルなビート、ポップなアレンジ、そしてボーカル・パフォーマンス、メロディーといったエレクトロニック・ミュージックに重点を置いた楽曲が選出されるとのことだ。この部門では、リミックスは対象外でリミックスは「Best Remixed Recording(ベスト・リミックスド・レコーディング)」に該当するとのことだ。

2023年の米・グラミー賞にて「Best Dance/Electronic Album(ベスト・ダンス / エレクトロニック・アルバム」「Best Dance/Electronic Recording(ベスト・ダンス / エレクトロニック・レコーディング」で R&B / ポップ・アーティストの Beyonce(ビヨンセ)が受賞。グラミー賞は、特定のアーティストや、エレクトロニック・ミュージック部門での活動を誤って認識していることで長い間非難を浴びている。 そのため、新しく加わった「Best Pop Dance Recording(ベスト・ポップ・ダンス・レコーディング)」では、エレクトロニック・ダンスミュージック業界で活躍するアーティストらが制作した楽曲が選出され、Beyonce のように世界的スーパースターでなかったとしても音楽で選出される部門となることが期待されるだろう。
 

Recording Academy / GRAMMYs

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