脳科学者と音楽プロデューサーのチームが共同で、生理痛（PMS）に悩む女性をサポートするために、技術、音楽、ウェルネスを融合させたアプリ「Moonai（ムーナイ）」を開発した。アルツハイマー病からパーキンソン病の症状管理から、うつ病や不安症の緩和まで、音楽に痛みを和らげる効果があることが近年の研究結果で明らかとなっている。
 
このアプリで使用されているアンビエント、ドローン、サウンドスケープといったジャンルにカテゴライズされる音楽は "デジタル鎮痛剤" として機脳するとのことで、生理周期に影響を与え、痛みを和らげつつ小康状態、心地良さをもたらす効果があるとのことだ。

moonai の CEO である ローラ＝ジューン・クラーク氏は、Music Ally に対して以下のようにコメントしている。

これには科学的裏付けがあり、アプリをを使う前に最も懐疑的だった人たちが、使用後には最大のアンバサダーになる傾向があります。
彼らの心を揺さぶるのです！ 彼らはそのこと（アプリのこと）を（SNS や app ストアのレビューに）投稿します。

私たちは、月経周期における人体のどのパラメータが、どのような音の特徴によって影響を受けるかを理解するマシンを構築しているのです。

今年初め、Moonai はアーティストの  Fernanda Aleman（フェルナンダ・アレマン）、Kazam（カザム）と協力して、ストックホルムにて「Moonai Sound Experience」を披露し、"電子音楽、科学、ウェルビーイングの融合" を、現実世界で概念実証した。

クラーク氏は、このアプリの自慢の一つは、人々のデータプライバシーに関する透明性であると述べている。
このアプリは、生理周期を追跡することはできない。多くの女性が自分の生理周期に関する微妙な情報をオンラインで共有することを恐れている中では、個人データの保護は極めて重要だ。

透明性を保ち、大雑把にせず、多くの機密データを収集しないことです。
私たちはどのようにデータを収集し、どこに保存し、どのように使用するかを説明しています。

Moonai は iOS、Google Play（Android、ChromeOS）にてダウンロードできる。

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