2024年に入り、最も注目を集めるであろうチームアップの情がまた一つ浮上した。
エレクトロニック・ミュージックの先駆者である Kraftwerk(クラフトワーク) Wolfgang Flür(ヴォルフガング・フリュール)がリリースを予定しているソロアルバム『Time』、Daft Punk(ダフト・パンク) Thomas Bangalter(トーマ・バンガルテル)が関わっていることが明らかとなったのだ。


世界初のエレクトロニック・ドラマーとしての役割で知られる Wolfgang Flür は、Kraftwerk のオリジナルラインナップの形成に深く関わっている人物として知られている。彼の次作アルバム『Time』は、Thomas Bangalter に加え、New Order(ニュー・オーダー) Peter Hook(ピーター・フック)や、Hamburg(ハンブルグ)U96、デトロイト・テクノのレジェンド、Juan Atkins(ホアン・アトキンス)等が参加し、アーティストたちの世代間のスタイルを融合したものになることが予想されている。

『Time』は、2024年9月のリリースが予定されている。

Thomas Bangalter は2021年にクラッシック・アルバム『Mythologies』をリリース、更に最近ではクエンティン・デュピューが脚本・監督したフランスのコメディ映画で、シュルレアリスム芸術家のサルバドール・ダリについての "本物の偽伝記映画" と評される『Daaaaali!』のサウンドトラックを担当している。

▼『Daaaaali!』トレイラー映像

一方の Kraftwerk は最近、ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールでの珍しいレエジデンシーを発表している。これは、Kraftwerk のアルバム『Autobahn』の50周年を祝うものとして位置付けられている公演となる。

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