多数の DJ たちが、自身の公演で来場者に音楽に集中してもらうべく、携帯電話を禁止する "携帯電話禁止ポリシー" を採用しつつある中、スペイン・イビザの大人気クラブ Hï Ibiza にて2024年6月27日～8月22日の毎週木曜日に開催される、イタリア出身のデュオ Tale of Us（テール・オブ・アス）のレジデント公演でレーベ/イベント・コンセプトでもある「Afterlife」でも、公演期間中、携帯電話禁止ポリシーを課すことが明らかになった。
   
ここ数か月間で、ハウス界の新星 John Summit（ジョン・サミット）がこの携帯電話禁止ポリシーに対し SNS 上で支持を表明し、James Hype（ジェームス・ハイプ）や Damian Lazarus (ダミアン・ラザルス) も Hï Ibiza でのレジデント公演にて既に携帯電話禁止ポリシーを実施している。
 
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Tale of Us のメンバーでソロ・プロジェクトの Anyma（アニマ）として知られる本名 Matteo Milleri（マテオ・ミレリ）は数週間前に SNS でファンに携帯電話の使用について問いかけており、そこで「禁止するべき」との回答が多数を占めていたため、その結果を反映したとも思われる。
 
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Hï Ibiza は「携帯電話を使用することは可能ですが、クラブ内、特にダンスフロアにて携帯を使用し写真を撮ったり、動画を撮ったりすることはご遠慮ください。私たちのクラブには、屋外テラスなど携帯電話を使用可能な場所が設けられているので、そこでご使用ください」とコメントしている。

Afterlife の公演は、長年に渡って素晴らしいビジュアルで人々を魅了してきた。携帯電話を禁止することにによって携帯電話の明るい画面に視界を邪魔されなくなるので、Afterlife のグラフィックスの世界観と音楽を更に堪能できるようになることだろう。
携帯電話禁止ポリシーの背後にある意図として、ライブ体験を向上させることが挙げられる。参加者がその瞬間に没頭することによって深いつながりを育み、より記憶に残る魅力的な雰囲気を作り出すことを目的としている。