アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動する、グラミー賞ノミネート経歴を持つビートメイカー / プロデューサー TOKiMONSTA(トキモンスタ)が、家族の緊急事態のため、ニューアルバムのリリースを延期すると共に、今後予定されていた全ツアーのキャンセルを発表した。
 
TOKiMONSTA は5枚目のスタジオアルバム『Eternal Reverie』を、自身のレーベル Young Art Records から11月22日にリリース予定となっていたが、同作の発売は延期。また同アルバムタイトルを掲げて今週末から US ツアーを行う予定となっていたが、こちらも全てキャンセルとなった。
『Eternal Reverie』は、Young Art Records の10周年に合わせてリリースされる予定だった。
 

TOKiMONSTA は、上記の SNS 投稿にて以下のようにコメントしている。

このニュースを皆さんに報告しなければいけないことに打ちのめされています。しかし、皆さんに相応しいエネルギーとパフォーマンスを、私は皆さんに届けられないと思ったのです。皆さんには最高の私を届けたいと思っていますが、私の今の状況はそうではありません。私自身は現在、安全で健康ですが、私のサポートを必要としている家族に全エネルギーを向ける必要があるのです。


TOKiMONSTA は2015年に、もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)と診断され、2度の脳手術を行ったこともあり、一時期は会話・曲作りができなくなっていた。TOKiMONSTA は個人的問題に対処するにあたり、プライバシーを守ってほしいと付け加えている。

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