BTS の Suga の飲酒によるスクーター事故の問題に決着がついたようだ。ロイター通信によると、電動キックボードを飲酒運転していたK-POPスーパースターの Suga は免許停止となり、韓国の裁判所から1500万ウォン(約11,500ドル/約165万3,000円)の罰金を科された。


ソウル西部地裁の判事は、事件が検察に送致された後、先週の略式判決でこの罰金を科している。略式起訴とは、軽微な犯罪を対象に裁判を行わずに罰金や没収を命じる手続きのことである。

Suga は、8月6日にソウル市の漢南(ハンナム)地区で電動スクーターから転倒するのを警察官により目撃され、事情聴取を受けたとのことだ。
飲酒運転での取り締まりの数日後、Suga は自身の免許が取り消されたことを確認し、Weverse に謝罪文を投稿した。

夕食で飲み物を飲んだ後、電動キックボードに乗れないことに気づかなかった。
家の前にキックボードを置こうとして一人で転倒し、近くにいた警察官が私の呼気検査を行った。
不注意で誤った行動により、傷つけたすべての方々にお詫びします。


BTS の所属事務所である BigHitも 声明を発表。
「アーティストの不適切な行動により、ご期待を裏切ったことをお詫び申し上げます。」と謝罪し、「また、社会服務要員として軍務に服している間、彼は勤務先からの懲戒処分を受ける覚悟です。今後、このような出来事が再発しないよう、より一層の注意を払ってまいります」と付け加えた。

その後、Suga は再び謝罪を表明し、

「すべては私の過ちです。私の不注意で、大切に思ってくれるすべての人に苦労をかけています。もう間違いを犯さないように努め、悔い改めながら生きていきます。この出来事によって、メンバーやファンとの大切な思い出を大いに傷つけてしまい、BTS という名前に多大なプレッシャーをかけてしまいました」

と述べた。

BTS は、メンバーが義務としての韓国の軍務を終えるまでの2年間、活動を休止中。AFP によるとソウルの兵務庁は、今回の事故は Suga の軍務時間外に発生したため、彼は交通法に基づいて処罰される予定であると発表している。