アメリカ・テネシー州マンチェスターで開催される音楽フェス「Bonnaroo Music & Arts Festival」が、2025年度の第一弾ラインナップと、新たな360度ステージ「Infinity Stage」の導入を発表した。今年の「Bonnaroo Music & Arts Festival」は、2025年6月12日〜15日まで開催される。

第一弾ラインナップには、ヘッドライナーとしてカントリー・シンガーの Luke Combs(ルーク・コムズ)、Tyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)、イギリスのインディー・ロック・バンド Glass Animals(グラス・アニマルズ)、Olivia Rodrigo(オリビア・ロドリゴ)、Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)、アイルランド発のシンガー・ソングライター Hozier(ホージア)、Vampire Weekend(ヴァンパイア・ウィークエンド)、Queen of the Stone Age(クイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジ)、ダンスミュージックシーンからはヘッドライナー枠に Dom Dolla(ドム・ドラ)、John Summit(ジョン・サミット)、Justice(ジャスティス)が発表されている。


この新たなステージについてはまだ詳細がほとんど発表されていないが、The Festive Owl によると、フェスティバルのメインエリアである「Centeroo」にある現在のテントよりも大きく、観客の背後と上にスピーカーが設置され、円形のセットアップの中央〜正面から音が聴こえるステージになるとのことだ。
このステージは世界的な制作スタジオである Polygon Live が設計・指揮を執り、制作コンセプトは L-Acoustics の新たな L-ISA 空間オーディオシステムを活用したものとなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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このシステムでは、従来の左右のチャンネル間でサウンドをブレンドするミキシングとは対照的に、3次元空間にサウンドを柔軟に広げ、観客をオーディオと光の蜘蛛の巣で包み込むようなものになるとのことだ。
この Bonnaroo の新たなステージは、今後サウジアラビア開催のフェス「MDLBeast」、タイ開催の「Wonderfruit」、そしてオランダ・アムステルダム開催の「Amsterdam Dance Event (ADE)」に登場した後、アメリカで初披露されるとのことだ。