Netflix でも取り上げられ、最終的に詐欺事件として民事訴訟で主催者に有罪判決が下り大惨事となった「Fyre Festival」「Fyre Festival 2」として再び帰ってくる。 2017年の悪名高いフェスティバルの失敗から約7年、創設者 Billy McFarland(ビリー・マクファーランド)が再び音楽フェスを企画。詐欺事件により服役し、複数の訴訟を抱えた彼だが、今回の「Fyre Festival 2」は本当に実現するのだろうか? 開催は2025年5月30日〜6月2日、メキシコ・イスラ・ムヘーレスで予定されている。

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ビリー・マクファーランドは自身の SNS で、次のようにコメントしている。

Fyre 2 は本物だ。俺の夢がついに現実になる… これは過去の話でも、俺自身のためでもない。

今回のフェスでは新たな経営陣が運営を担当し、ビリー・マクファーランド自身は運営から身を引く という。しかし、現在のところ出演アーティストは発表されていない。電子音楽、ヒップホップ、ポップ、ロックのトップアーティストをブッキング予定と話してはいるが、2017年の失敗を思い出すと、果たしてどこまで信用できるのかは未知数だ。
 

「Fyre Festival 2」は単なる音楽フェスではなく他にも特別プログラムを予定。プロスケートボーダーによるデモンストレーション、MMA チャンピオンによるトレーニングセッション、ファイトイベント「Fight Pit」また、参加者は最大2,000人に制限されるという。

「Fyre Festival 2」のチケットは1,400ドル(約21万円)から最高1.1ミリオンドル(約1.6億円) という驚愕の価格帯で販売されており、以下がチケットの券種一覧だ。

・Ignite $1,400(約21万円)- 一般入場券(フェス会場へのアクセス、送迎サービス)
・Fuego VIP $5,000(約75万円)- VIPエリア、Water Stage前列、Fight Pitの近距離観覧
・Phoenix $25,000(約380万円)- 2名分の豪華宿泊、バックステージアクセス、専用コンシェルジュ付き体験
・Prometheus $1.1M(約1億6500万)- ステージ上アクセス、24時間対応のプライベート運転手、4室のヨットor4ベッドルームのヴィラ滞在

現在チケット販売中。 ただし、サイトの読み込みが異常に遅いという声も…。

「Fyre Festival 2」は本当に開催されるようだが、最後までどうなるかは誰も知る由もないので、Billy McFarland の動向に注目しながら見極めてチケットを購入する必要がありそうだ。

>>「Fire Festival」オフィシャルサイトはこちらから