2025年4月11日～13日、18日～20日の2週に渡って開催された北米最大級フェス「Coachella 2025」2週目の初日4月18日（金）に、QUASAR ステージにて TESTPILOT（テストパイロット）名義で ZHU（ヂュー）と B2B パフォーマンスを行った Deadmau5（デッドマウス）が、盛大にやらかしてしまったようだ。同 B2B パフォーマンス中、セットの半ばにして観客への説明もなく、Coachella サイドによりステージを打ち切られてしまったようだ。
 

ネット上に多数アップされている Deadmau5 と ZHU がパフォーマンスしている映像をチェックすると、ステージが始まった当初、両アーティストは楽しそうにプレイしているものの、少しづつおかしな雰囲気になっていくのが見て取れる。
Deadmau5 のミキシングは徐々に悪化していき、Deadmau5 らしくないパフォーマンスに……そして Deadmau5 はパフォーマンス中にアルコールによるものなのか、はたまたドラッグのせいなのか不明だが、明らかな酩酊状態に陥り、Coachella サイドによってステージが打ち切られた。
       
パフォーマンスが打ち切られると、Deadmau5 はマイクを取り、ヨレヨレな口調で観客に向かって「これで終わりだ、ありがとな。おやすみ」と言い放ち、マイクを投げ捨ててステージから去っていった。

後日、Deadmau5 は Instagram に、水のボトルと共に以下のように投稿。

何一つ覚えていない。だけどタバコは吸わなかったはず。だから……良かったのかな?（※ Deadmau5 は禁煙することを宣言していた）ベッドに戻るわ。木曜日ぐらいになったら起こしてくれよ。たぶんこれが最後の Coachella かな。

その後も Deadmau5 は Instagram に以下の反省文をポストしている。これを見る限り、ドラッグではなく "ZHU にもらったウイスキー" のせいで酩酊した可能性が高いが、だとすればウイスキーを勧めてしまった ZHU 側としても、気まず過ぎる心境でいることだろう……。

なお、ファンのコメントの中には「Deadmau5 は現在禁煙中であるため、タバコの代わりに酒を飲み過ぎてこんなことになってしまったのでは」と推測する声も少なくない。

（一部翻訳）僕の愛猫までも失望しているよ。まあ彼女はいつもそうであるとも言えるけど。昨日は本当にごめんよ。実を言うと、最初の四分の三は良かったんだ！ 良いウイスキーを教えてくれて、最後まで僕の馬鹿なケツを支えてくれた ZHU に大きな拍手を送りたい。タバコを辞めて、家で自身をリセットして新しい音楽に取り組んで、良い状態で戻ってくるよ。