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「Kids Like Us」は Richie Hawtin 自身の記憶やテクノ・ムーブメントの歴史に基づき、「テクノカルチャーを通して見るアイデンティティ、乖離、そして繋がり」を探求した内容となっている。同作はミシガン州を拠点とする映像作家 Luke Jaden(ルーク・ジェイデン)が監督/脚本を務め、撮影はデトロイトで実際に行われたテクノパーティーで35mmフィルムで撮影した映像を使用しているとのことだ。


Luke Jaden はプレスリリース内で以下のように述べている。
Luke Jaden はまた「この映画を実際のテクノパーティーの雰囲気にできるだけ近づけ、リアルで本物らしく見せることが目標だった」と説明している。90年代初頭のデトロイトのアンダーグラウンド・テクノ・カルチャーに深くインスピレーションを受けてきた。
そこは、ありのままの自分でいられる自由な場所で、最も温かく、居心地の良いコミュニティの一つ、つまり家族のような存在だ。暗闇。一筋のストロボライト。壁を揺らす激しい音楽。ダンスフロアは社会からだけでなく、自分自身からも受け入れられ、自由になる場を表している。
Richie Hawtin は、Luke Jaden がデトロイトのテクノ黎明期のレイヴシーンの物語に “魅了されている” のが分かったと語っている。
ルークは、伝承の細部や参加者の心に残る当時の感情を掘り下げるために、考古学的な手法を用いた徹底的な調査に注力した。そしてそれらを基に、当時怒った出来事を正直かつ魅力的な物語として捉え、自身のストーリーを磨き上げ続けた。