Alison Wonderland(アリソン・ワンダーランド)がリリースを予定している4枚目のアルバム『Ghost World』のオープニング・トラックに、2歳になる彼女の息子の声が使用されていることが明らかとなった。
彼女の息子は、Max Rivers(マックス・リヴァース)という名義でクレジットされており、他にも同アルバムには Ninajirachi(ニーナジラーチ)や QUIX(クイックス)といったアーティストたちが参加している。
Alison Wonderland はこれについて EDM.com に以下のように語っている。
『Ghost World』からの最新シングルで、QUIX、MEMBA、そしてブルックリン・フラットブッシュ出身のヒップホップグループ Flatbush Zombies(フラットブッシュ・ゾンビーズ)のラッパー Erick the Architect(エリック・ザ・アーキテクト)が参加した最新シングル「PSYCHO」は、Alison Wonderland が同アルバムにてトラップ色の強いサウンドへ回帰していることを示唆しており、ファンにとってたまらないアルバムになっていることは間違いないだろう。『Ghost World』では、イントロトラックでアルバムの雰囲気を体現したかった。
タンジェリン・ドリームとジョン・カーペンターのサウンドトラックにとても影響を受けた。そこにボーカルが必要だと分かっていたけれど、聴こえてくるのは子どもの声ばかりだった。そこで Max と40分ほど話し合った結果、ついに『Ghost World』を思いついた。なんと2歳にして、アルバムにフィーチャリングしてもらえることになった。
また、収録曲「XTC」には Alison Wonderland の別人格である Whyte Fang(ホワイト・ファング)が参加しており、サイドプロジェクトのグリッチでインダストリアルなサウンドスケープをアルバムのダークな世界観に融合させたものとなっているとのことだ。
『Ghost World』は2025年10月3日に発売が予定されている。
『Ghost World』トラックリスト
1) GHOST WORLD with Max Rivers
2) GET STARTED
3) iwannaliveinadream
4) HEAVEN with Ninajirachi
5) Call Me (r u alone?)
6) LOST & FOUND with MEMBA
7) EVERYTHING COMES IN WAVES
8) PSYCHO with Erick the Architect, MEMBA and QUIX
9) SIRENS
10) VOICES with DJ_DAVE
11) XTC with Whyte Fang
12) AGAIN? FUCK
13) FLOATING AWAY
14) IS THIS THE END?