カナダ出身の大人気 DJ/プロデューサー deadmau5（デッドマウス）は、2016年にリリースされたアルバム『W:/2016ALBUM/』以来、約10年ぶりとなる最新アルバムを2026年にリリースすることを発表。アルバムリリースに合わせ、新たなライブショーのコンセプトも披露されるとのことだ。
 
さらに、最新アルバムからのニューシングル "Ameonna" もリリースされ、edm.com によると、同シングルは日本の妖怪である「雨女」にインスパイアされたものであるとのことだ。雨女とは、雨をもたらす女性の霊や妖怪を指す名称である。

ローマ字で "Ameonna" というタイトルの同トラックは、deadmau5 のヒット曲の1つである "Strobe" を彷彿させるようなサウンドで、テーマである「雨女」の神秘的なイメージが表現されたようなトラックに仕上がっている。
 
また EDM.comは、2010年に初登場し、現在も使用されている deadmau5 のライブ・プロダクション「Cube」が終了することも伝えている。「Cube」は、当初の比較的シンプルな構造から進化を重ね、最終形態となる「v3」では、総重量260トン、600枚以上のカスタマイズ可能な LED パネルを備えた巨大なステージ構造となった。音楽と完全にシンクロした壮大なビジュアル演出は、エレクトロニック・ミュージックのステージ演出における大きな革新とされているが、deadmau5 はこのプロダクションに別れを告げ、全く新しいアルバムと共に、新たなライブショーの幕を開ける。
10月24日時点ではまだ最新アルバムのタイトルや正確なリリース日は明かされていないが、2026年にはリリースされるとのことだ。
 
そして米・billboard によると、deadmau5 のレーベルである Mau5trap は、長年にわたり続くコンピレーション・シリーズ『We Are Friends』の最新作を2026年にリリースすることを発表した。今回のコンピレーションは2023年以来の新作となっており、2026年1月に『We Are Friends Vol. 12』として発表される。