Rich MowattとAndy Buryの2人からなるイギリス出身のプロデューサーユニット。1995年に活動をスタートさせ、その年の内に90年代を代表するダンスミュージックレー ベルHooj Tunesとアーティスト契約を結ぶ。97年には同レーベルから彼らの最初のヒットシングル "The Calling"がリリース。当時トップDJであったDanny LamplingやPaul Oakenfoldらによってサポートを受けたこの曲はBBCのRadio 1でヘビーローテーションされ、英国のナショナルチャートでNo.3の座を見事獲得した。ヨーロッパでトランスがシーンに台頭してきた99年には Solarstone最大のヒット作と称される "Seven Cites"を発表。発売わずか1週間で2万枚という驚異的なセールスを記録したこの曲はDJ Mag誌によって「ここ10年の間で最も素晴らしいTranceレコード」と謳われ、Remixやブートレグを含め現在までに20回以上のリリースを重ね ている最大級のTrance Anthemと言えよう。2003年にはScott Bondとの合作"3rd Earth"がオランダ最大のダンスレーベルID&Tから世界に向けてドロップされ、2004年には彼らの覆面プロジェクトであるYoung ParisiansがLost LanguageのA&RであったBen Lostをボーカルに迎えて発表した"Jump The Next Train"が2004年を代表する1曲として名曲 "Seven Cties"に次ぐビッグセールスを記録。2005年にはMotorcycle(Gabriel&Dresden)の女性シンガーJESとコラボ レーションを遂げたLike a Waterfallを発表。この曲はTiestoのMix CD"In Search of Sunrise 4"に収録され、2005年を代表するTiestoアンセムの1つとして長い間プレイされ続けた。近年は若いアーティストの発掘を主な目的とした Deepblue RecordsとSolaris Recordingsの運営を主としながらも、2006年には最新のMix CD "Destinations Vol. 1"と、10年間の活動の集大成ともいえる初のアーティストアルバム"Anthology One"をリリースして大きな話題を呼んでいる。
またRemixerとしてもこれまでにThe Human LeagueやSarah Maclachlan,BT, Paul Oakenfold, Energy 52, Cygnus X,Chakra, Space Manoeuvres, Jan Johnston, Ferry Corsten, Matt Dareyなど数多くのArtistを手掛け、そのいずれもで成功を収めた。現在でも彼らの手がける楽曲はPaul van Dyk, Armin, Tiesto, Ferry Corsten, Paul Oakenfoldらを初めとする多くのDJ達がこぞって自身のDJ SetやMix CDに取り入れられるなど、Solarstoneの名前は過去から現在に至るまで常にシーンを代表するアーティストとして刻み続けられている。
http://www.solarstonetouchstone.com/
http://www.solarstone.co.uk/