現在のダンスミュージックを語る上で欠かせないタームとなっているベースミュージック。そしてその最新形と称されている "UKファンキー" と呼ばれるイギリス生まれの音楽シーンにおいて最も欠かせない存在となっているのがRoskaだ。2007年「Feeline」のスマッシュヒットにより、Marcus Nasty、Supa Dらベースミュージック新世代を代表するプロデューサーにフックアップされたRoskaは数多くのメディアによって取り上げられ、さらにはSkream、Benga、Kode9、Joker、Diplo、Geeneus、Cooly Gなど錚々たる面々がプレイサポートするなど、彼の名前を目にしない日はないというくらい、精力的に活動を続けている。2009年よりイギリスのアンダーグラウンドミュージックを牽引し続ける "Rinse FM"でのレジデントを勤め、そこでプレイされるフレッシュでロウなダブ音源はベースキッズ達を虜にしている。彼のプロダクションワークの特徴としてあげられるのが、シカゴハウス・ボルチモアを彷彿とさせるジャックなグルーヴ、そしてそのトラック上で存在を鼓舞するがごとく自身の名前 "Roska" を何度も連呼することだろう。セルフレーベル[Roska Kicks & Snares]を中心にアナログベースでのリリースを続け、2010年には[Numbers]、さらには[Rinse Recordings]と契約し、その年のキラートラックとなった「Wonderful Day」「Love 2 Nite」を収録したアルバム『Roska』をドロップ。BBC Radio 1のEssential Mixにも登場し、その存在を確固たるものとした。2011年に入ってからはScubaが運営する[Hotflush]からのEP、Rinseのミックスの監修、Zed Bias、FourTet、Martynらのリミックスを担当するなど、彼の快進撃は留まることを知らない。...
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