12.23 (Sat)
Thomas Ankersmit(1979年、オランダ、ライデン生まれ)はベルリンとアムステルダムを拠点として活動するミュージシャン、インスタレーション・アーティスト。アナログ、デジタルの電子機器を使ってライブ電子音響音楽を制作している。2006年からライブとスタジオで、Sergeアナログ・モジュラー・シンセサイザーを主な楽器として使っている。音響反射、耳音響放射、可聴下音、そして極めて指向性の高い「ホロソニック」サウンドといった、物理・心理音響現象が、2000年代からの彼の活動の重要な部分を占めている。アナログ・シンセサイザーを使った作品では、機材を優しく乱用することも特徴としており、シグナルの流れにフィードバックやディスターバンス(攪乱)を与え、重厚だが細密な電子音の群れをつくりだす。Phill Niblock,/フィル・ニブロック、Valerio Tricoli/ヴァレリオ・トリコリ、Kevin Drumm/ケヴィン・ドラムとのコラボレーションが多い。Thomas Ankersmit/トーマス・アンカーシュミットの最初の10年間の活動は、ライブ・パフォーマンスとインスタレーション制作に集中していたが、2010年以降、PAN、Touch、Ash Internationalといったレーベルからも作品をリリースしている。
http://www.thomasankersmit.net... More Biography
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