1984年9月27日、カナダの小さな村ナパニーに生まれる。現在28歳。幼少からシンガーになりたいという強い決意を持ち続けたアヴリルは、タレント・ショーなど歌うチャンスのあるところでパフォーマンスを続け、やがてスキルを磨くためにNYへ。そこで彼女に目を留めたアリスタ・レコードのスタッフが社長L.A.リードにアヴリルを紹介。目の前でパフォーマンスをしたアヴリルをL.A.は一発で気に入り即契約締結。彼女が16歳の時だった。02年、17歳で発表したデビュー・アルバム『レット・ゴー』からのファーストシングル「コンプリケイテッド」はリリースされるやいなや世界中で大ヒット。さらに「スケーター・ボーイ」や「アイム・ウィズ・ユー」とヒットがうまれ、アルバムは全世界で2000万枚ものセールスを記録した。
04年セカンド・アルバム『アンダー・マイ・スキン』をリリース。「ドント・テル・ミー」「マイ・ハッピー・エンディング」といったシングルがヒットし、アルバムは全米チャート初登場1位、日本でもオリコン総合チャートで初登場1位、2週連続1位を記記録。
07年4月サード・アルバム『ベスト・ダム・シング』を発表。全米1位シングル「ガールフレンド」は日本でもダウンロード400万を突破する空前の大ヒット。日本でもオリコン総合ランキング1位となったアルバムは、米英含め15カ国で1位を記録し世界的大ヒットに。さらに日本でのアルバムセールスはミリオンを突破し、デビューから3枚連続ミリオン達成という快挙を達成。日本の洋楽史上、いまだその記録は破られていない。
11年3月、通算4作目となるアルバム『グッバイ・ララバイ』を発表。8月にはサマーソニックのマウンテン・ステージで入場規制となった超満員のステージで白熱のライヴを見せつけ、2012年2月には2回のさいたまスーパーアリーナを含む来日公演を敢行。キャリア10年の軌跡が凝縮された濃密ライヴでアヴリルの美しい進化を堪能させてくれた。
12年12月には、大ヒットを記録している映画『ワンピースフィルム ゼット』のW主題歌として「How You Remind Me」(新録曲)と「Bad Reputation」を発表し大きな話題を巻き起こした。
現在アヴリルは音楽活動と並行し、障害や病気をもつ子どもたちのためのチャリティ基金「アヴリル・ラヴィーン基金」( http://theavrillavignefoundation.org )での活動も精力的に行っている。私生活では同じカナダ出身のバンド、ニッケルバックのシンガー/ギタリストのチャド・クルーガーとの婚約を去年発表。
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