ベルリン生まれのDJ、プロデューサー、レーベル・オーナーでもあるベン・クロックは、90年代前半からDJ活動を開始。2004年のオープン当初からクラブ〈Berghain〉のレジデントを務め、絶大な支持を獲得。ヒプノティックで深く重厚なグルーヴを聴かせる優雅なDJプレイ、そして〈Ostgut Ton〉や自らが2006年に立ち上げたレーベル〈Klockworks〉から発表してきた作品群により、世界でも屈指のテクノ・アーティストとなる。ケリー・チャンドラー、マーティン、ディペッシュ・モードといった幅広いアーティストのリミックスを手がけ、2009年にソロアルバム『One』、オフィシャル・ミックスも2011年に『Berghain 04』、2012年に『Fabric 66』を発表。世界各地の主要フェスティバルでヘッドライナーを務めるなど、他の追随を許さない孤高の地位を確立している。