海外からも大注目を浴びるKo-Matsushimaの最新機材を使用したSoundcheckシリーズ第6弾、圧巻のDJプレイについてiFLYERから動画を始めた経緯や、使用機材、技術面をインタビューしました。

以下、Ko-Matsushimaより

もともとアーティスト活動をしていく中で、自分のミックスを定期的に公開していく、自分のマッシュアップを定期的に公開していく、自分の楽曲を定期的にBeatportからリリースしていく、自分のパーティーを定期的に開催していく、というのを活動の軸としていました。プラス、自分のプレイを短時間で海外の人にも知ってもらう方法としてYoutubeでのプレイ動画アップロードをはじめました。動画なので問答無用の説得力があるので、自分には向いていましたし、全世界に届くからです。クラブ内での撮影動画もあるのですが、定期的にSoundcheckシリーズと題してこれまで6作品アップロードしています。

Pioneer DJ Soundsでの掲載はもちろん、これまでにもDJ MAGのインタビューもSkint Recordsからの動画作成依頼も、海外出演依頼も、全てこのシリーズ動画からやってきました。トータル視聴数も30万回を超えてきました。国内DJでは珍しいですがYoutubeを全面に利用した活動をしています。楽器を演奏するアーティストとして人をさらに魅了し、エンターテインする方法がもっともっとあると思うので、今にもまして精進していきますね。ご期待ください。

Ko-Matsushima youtube:https://www.youtube.com/user/komatsushima

使用機材
Pioneer DJM-900,CDJ-2000,RMX-1000,Touch OSC,iPad,Hot Hand Motion Sensor
使用ソフト
Ableton Live

DJM-900はMacとUSB接続し、Ableton Liveからの音がでるようになっています Ableton Liveから出力している音源と、CDJで鳴らしているスクラッチ音やアカペラ(Sebastian Ingrosso & AlessoのCalling)のコンビネーションです。リアルタイムにマッシュアップをしながら、トランスフォーマースクラッチを織り交ぜてるといった感じでしょうか。RMX-1000を使ったトランスフォーマースクラッチの動画はYoutube上にいくつかあるのですが、時間として最長だと思います。理由があって、実はクオンタイズ値が時間の経過にともなってズレてくるので、みんな短い時間しかやらないのです。が、今回は途中クオンタイズ値を逐一訂正しながらプレイしています。やってる人しか知らない所なのですが、一番ココが大変です笑。
プラス、Ableton Liveから出力している音源には途中モーションセンサーでハイパスフィルターが手の動きに合わせてかかっています。手の動きに合わせて音が引っ込んだり出てきたりといった感じです。
iPadの画面はTouch OSCというアプリでAbleton Liveをコントロール(MIDIコントローラーとして)使えるようになっています。

 

Release Information

El Domingo
Nakarok, Redcard Collector, Erich Logan, Ko Matsushima
Wakyo Records
2014-04-16