今回二回目の開催となる「Armada Night Tokyo」は「Armada Records」より今最も注目のアーティストMark Sixmaに加え、期待の新星Husmanを招き開催された。

オープンして1時間も経たずにフロアはクラブフリーク達で埋まり、会場前には長蛇の列。二回目の開催となる「Armada Night」への期待が垣間見えた。

OPEN ACTはニュージーランド出身のバイリンガルアーティスト/DJ/プロデューサー、SHODAIが担当。ArmadaサブレーベルArmada Deep音源を中心に独特の雰囲気を展開。続いて東京を代表するTRANCE PARTY「Ligaya」主宰のDJ Norio SP。彼を目的に来たお客さんも多く、この後に続くBIG ACTに繋げる為、徐々にフロアを暖め始めた。
 

前回素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれた、日本を代表するプロデューサー・DJ 「REMO-CON」。彼がDJブースに立った瞬間フロアの空気は一変。「REMO-CON」独自の世界観へ全員が引き込まれるようだった。トランシーなEDMを中心にPLAYし、自身のRemix楽曲「Better Without You (REMO-CON Remix)」をオンエアした際にはフロアを埋め尽くすクラブフリーク達全員がそのパフォーマンスに圧倒されていた。
 

REMO-CONに続いて今回「Armada Night Tokyo」ヘッドライナーとして初来日した期待の新星「Husman」が登場。若干22歳ながら自身でも楽曲制作を行っているHusmanだが自身のMASH UPを駆使し、ネタ物も含めたPLAYで日本のクラバーを踊らせた。自身の楽曲も積極的にオンエア。自身初めてPLAYする日本でずば抜けた存在感を見せていた。
 

そして「Armada Records」にて今最も注目されているアーティスト、Mark SixmaがDJブースへ。ブースに入る前からファンからの声援が多く、彼の日本での人気が伺えた。自身の楽曲含めArmada音源を多数取り入れたPLAYにはトランスファンのみならずクラバーも心を奪われていた。Armin Van Buurenとの合作であり、Armin自身も2015年UMF Miami出演の際1曲目にオンエアした新曲の「Panta Rhei」をLASTにオンエア。フロアは完全に一体化し、最高の盛り上がりの中、90分にわたるパフォーマンスを完遂した。
 

「Armada Night Tokyo」大トリを務めるのは数々のムーブメントを仕掛け、クラブシーンを熱狂の渦に巻き込んできたトレンドセッターDJ KAYA。唯一無二のGROOVEでEDM、TRANCE等様々なジャンルをクロスオーバーさせながらクラバーを引きつけ、非現実的な空間へと導いた。ラストソングにはArmada Records主宰であるArmin Van Buuren、2014年の代表曲でもある「This Is What It Feels Like」でArmada Night Tokyoを締めくくった。
 

今回「Armada Night Tokyo」において最高のステージを見せてくれたDJ陣。新感覚エンターテイメントシアター「バーレスク六本木」よりBurlesque Dancersもダンサーとしてパフォーマンスし、他の追随を許さないPARTYとなった。かつての一大ムーブメントで世の中を席巻し、昨今のEDMムーブメントの起点とも言われるジャンルTrance。クラブミュージックの名門レーベルであるArmada Recordsが手掛けるPARTYから今後も目が離せない。