欧州サッカー連盟(UEFA)と国際的DJ/音楽プロデューサーのデヴィッド・ゲッタは、100万人以上のファンがゲッタのUEFA EURO 2016の公式ソングの一部を彼と共にレコーディングしたことを明らかにした。その楽曲「ディス・ワンズ・フォー・ユー!」(原題:THIS ONE’S FOR YOU)が、5月13日(金)にデジタル・リリースされる。

2015年12月、UEFAのEURO 2016の音楽大使であるデヴィッド・ゲッタは、音楽ファンとサッカーファンに向けて、団結し、UEFAが制作したオンライン・アプリを通してシュプレヒコールをレコーディングしようと呼びかけた。そのファンによってレコーディングされたものが、UEFA EURO 2016公式テーマソングであるゲッタの新曲「ディス・ワンズ・フォー・ユー!」にフィーチャーされている。

「僕と一緒にレコーディングしてくれた一人一人に、心からお礼を言うよ。これは本当に、他では見られないコラボレーションだ! 僕はとても特別なことに挑戦したかった。そして、ファンをUEFA EURO 2016ソングの中心に据えたかったんだ。僕が100万人の音楽ファンとサッカーファンに一緒にレコーディングして欲しいとお願いした時、ファンがどんな反応をしてくれるかは分からなかった。でも世界中からの支援は、本当に素晴らしいものだった。あとは僕がミックスするだけだ!!」と、ゲッタは語った。

「ディス・ワンズ・フォー・ユー!」は、5月13日(金)にリリース。そしてUEFA EURO 2016 の開会式と閉会式、および6月9日にパリのエッフェル塔の下のthe Champ de Marsで開催される無料コンサートにて、デヴィッド・ゲッタによってパフォーマンスされる予定になっている。またこの曲は、TV放映用に開会式と閉会式の模様を含めて大会の間中使用される。ファンのレコーディングは、ゴールを祝う特別な音楽の一部としても使われ、スタジアムでゴールがきまる度に流される。つまり、世界中のファンが、スタジアム内にユニークな雰囲気を作り出すという貢献をすることになるのだ。

欧州サッカー連盟のマーケティング・ディレクター、ローレント・エピステインが言葉を続けた。
「我々は、音楽とサッカーには人々の強い感情を喚起するという共通のDNAが存在するおかげで、重要な繋がりがあることを知っていました。ですが、この曲はその繋がりが非常に強力であることを示しています。デヴィッド・ゲッタはこの地球上で最も多くのファンがいる音楽プロデューサーの一人です。そしてこのコラボレーションは、世界中のファンに、今年の大会において非常にユニークな空間となるものを作ることに参加する機会を与えたのです。今年のEUROは、24チームが出場し、20億人のファンに応援される過去最大規模ものとなるでしょう。100万人以上のファンがこの曲を作るのを手伝ったと発表できるのは、本当に格別です。」

UEFA EURO 2016は、6月10日(金)の午後9時(中央ヨーロッパ標準時)、サン-ドニのthe Stade de Franceにて、フランス対ルーマニア戦から開始される。