3年半ぶりのニューシングルリリースを発表していたGreen Day。ついにそのシングル曲が発表されたのだが、この楽曲で描かれた人物が話題となっている。

こちらがニューシングル「Bang Bang」のリリックビデオ。Green Dayらしいパンクな世界観を3年半ぶりに見れたことに嬉しさを隠せないファンが多数いたことだろう。

この曲は近年多発する銃乱射事件の犯人の心理を描いた異端作となっている。この作品についてアメリカの音楽情報誌「Rolling Stone」がGreen Dayのフロントマン、Billie Joe Armstrongにインタビューした際に
これは最近のアメリカで起きている銃乱射事件の思考に、自己陶酔的なソーシャルメディアが入り交じったものについての曲なんだ。このような暴挙が起きているが、それが同時に映像に収められ、自分たちを自ら監視下に置いている。自分にとって、それはかなり歪んでいるような感じがするんだ。と語った。この曲を描くためにBillieは銃乱射事件の犯人の近づくための努力を重ねていたようだ。

そして制作後の心境として
この曲を書いた後、すぐに犯人の思考がアタマから離れてほしいと思ったよ。中毒性が強すぎるからね
と、犯人の心理を理解しすぎたが故の苦悩を告白した。
踊れるロックで社会の問題に言及するGreen Dayの新曲「Bang Bang」は3年ぶりのシングルにふさわしいものになった。そしてGreen Dayは10月7日に新アルバム「Revolution Radio」をリリースする。「革命」と「ラジオ」という言葉が似合うバンド、Green Dayのアルバムにも期待しよう。

「Revolution Radio」トラックリスト
1.Somewhere Now
2.Bang Bang
3.Revolution Radio
4.Say Goodbye
5.Outlaws
6.Bouncing Off The Wall 
7.Still Breathing 
8.Youngblood 
9.Too Dumb To Die 
10.Troubled Times
11.Forever Now
12.Ordinary World