数々のドラマを届けてくれたリオオリンピック、現地時間8月21日(日)夜にブラジル/リオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで開催された第31回オリンピック競技大会閉会式で、最新シングル「キャリー・ミー」を、ゲスト・ヴォーカルのジュリア・マイケルズと共にパフォーマンスしたKygoも話題になった。

TOKYO SHOWには安倍首相がMARIO(RIO)ともかかっている出演、日本の演出に世界から絶賛の声も届いている。
 

TOKYO SHOWには「君が代」が流れる中、日本の国旗をステージにAR(拡張現実)技術で演出され、世界中の言葉で「ありがとう」と1万人の人文字で描かれた。東日本大震災で復興支援した世界の人々や、東京を次回開催都市として選出されたこと、そしてリオオリンピックが素晴らしい大会になったことへの感謝の意味を込めている。

そして東京の映像が映し出されると、渋谷の交差点からクリエイティブなオリンピック競技と東京の街並みをコラボレーションさせた展開でアニメやゲームのキャラクター、パックマンやキャプテン翼、ドラえもんが登場し、今風の日本の象徴を見事に演出した。最後に安倍首相がMARIOに変身し、東京からリオデジャネイロまでをスーパーマリオブラザーズの土管でワープし登場するといったコミカルな演出で会場が驚いた。

中盤からは、椎名林檎プロデュースによる、光るフレームをいくつも配置し、青森大学男子新体操部部員を含めた50人のダンサーによるパフォーマンスが展開され、中田ヤスタカが音楽を担当、Perfumeの振付演出などで知られる振付・MIKIKOが手がけた。

日本独自の文化を発展させてきた近未来的であり、日本の象徴「和」をあしらったステージ演出、そして世界に誇る中田ヤスタカの音楽演出は見事に混ざり合い、世界中の人々に日本のオリンピックを印象付けたに違いない。

4年後に開催されるオリンピックでは、世界を驚かせるような日本を、そして音楽や技術の発展でも最高のパフォーマンスを期待したい。