ミャンマーのヤンゴンで開催された808 Festivalに出演したHardwellは自身の曲を再生している際に突然、曲を止めた。それは事前に決められた演出ではなく、彼の判断で行われたものだった。

HardwellのDJの途中でフロアでケンカが勃発していた。それを見かけたHardwellは自分の曲の盛り上がりどころであるにも関わらず、即座に音を止め、マイクを通して
このパーティではケンカはやめろ。ここではケンカの無いパーティをすべきじゃないか?と語りかけた。
 

本来、EDMにはメインスピリットとして、Peace(愛)・Love(平和)・Unity(団結)・Respect(尊敬)の4つの要素をまとめた「PLUR」というものがある。近年ではこの精神が置き去りにされたままEDMという音楽性だけが注目されている。そういった状況でもHardwellはPLURの精神を忘れておらず、EDMの本来の楽しみ方を、自分の楽曲を止めてでも伝えてくれた。

Hardwellは来年5月に開催されるWIRED MUSIC FESTIVALに出演予定。音楽やフェスへの愛に溢れる彼のセットを聞きにいこう!チケットはiFLYERから発売中!