CDJ-2000NXS2でSerato DJのUSB-HIDコントロールが可能に

プロ DJ/クラブ向けマルチプレーヤー「CDJ-2000NXS2」の USB-HID(注 1)コントロール機能に対応した DJ アプリケーションとして Serato社製の「Serato DJ」を Pioneer DJ Certification Program(注 2)にて認証した。

これにより「CDJ-2000NXS2」で「Serato DJ」を使用しているお客様はコントロール CD(注 3)を使用しなくても、「Serato DJ」のスクラッチやテンポ調整など多彩な機能を自在に操作することができる。さらに、各プレーヤーのディスプレイには「Serato DJ」内の楽曲のタイトルやアートワーク、波形などが表示されるので、PC/Mac のディスプレイを見ることなく素早く選曲して直感的な DJ パフォーマンスを行えることとなった。

なお、「CDJ-2000NXS2」で「Serato DJ」の USB-HID コントロール機能をご使用になるには、各プレーヤーのファームウェアの最新版をご利用いただくとともに、DJ アプリケーション「Serato DJ」の最新版(Ver.1.9.5)が必要。

ダウンロード情報
「CDJ-2000NXS2」最新ファームウェア (Ver.1.55)
Pioneer DJのサポートサイトから無償でダウンロードできます。

「Serato DJ」最新版 (Ver.1.9.5)
最新版の「Serato DJ」についてはSerato社のサイトをご確認ください。

主な特長
1.「CDJ-2000NXS2」でDJアプリケーション「Serato DJ」を自在に操作可能
「CDJ-2000NXS2」とPC/MacをUSB接続するだけで、コントロールCDを使うことなく「Serato DJ」を操作できます。「Serato DJ」の各機能が、プレーヤーの各ボタン・キーとリンクするので、テンポ調整やPLAY/CUEといった基本操作のほか、スクラッチ、LOOPなど多彩な機能の操作を直感的に行えます。

2.「CDJ-2000NXS2」のディスプレイにDJアプリケーション「Serato DJ」の楽曲情報を表示可能
テキストの表示
トラックタイトルを「CDJ-2000NXS2」のディスプレイに表示し、各プレーヤーのロータリーセレクターを使って素早く選曲を行えます。
アートワークの表示
楽曲のアートワークを表示できるので、トラックタイトルだけでなく画像イメージでも楽曲を探せます。
楽曲波形の表示
楽曲全体の構成を視覚的に把握できる高精細化したマルチカラー「WAVE」表示により、キューポイントやミックスポイントを詳細まで瞬時に把握できます。


※1 USB-HID(Human Interface Device)は、USBデバイスのクラス(タイプ)の一つとして規定されています。DJ業界でもDJ機器とPC/Macとの通信にも使われており、MIDIクラスよりも、アートワークや波形データなど大容量データの送信が可能です。
※2 Pioneer DJ Certification ProgramとはPioneer DJ社製商品と互換性の評価/確認を行った、お客様が安心して利用できる他社製品を認証する取組みです。
※3 PC/Mac内の音楽ファイルをコントロールするために、DJ用マルチプレーヤーで再生するタイムコードが記録されたCD。

* Serato DJは、Serato Audio Research Ltd.の登録商標です。
* MacおよびMac OSは、米国および他の国々で登録された Apple Inc.の商標です。
* その他記載されている商品名、技術名および会社名等は、各社の商標または登録商標です。


DJM-900NXS2がDJアプリケーションSerato DJのDVS機能をサポート

Serato社製のDJアプリケーション「Serato DJ」のDVS※1機能を、プロDJ/クラブ向けDJミキサー「DJM-900NXS2」のPioneer DJ Certification Program※2にて認証した。
 
これによりPC/Macと「DJM-900NXS2」をUSBケーブル1本で接続するだけで、即座に「Serato DJ」のDVS機能での演奏ができるようになります。DVS機能ではPC/Mac内の音楽ファイルをアナログ・ターンテーブルやDJ用マルチプレーヤーのジョグホイールでコントロールし、より直感的なDJプレイを実現できる。
 
近年、USBストレージデバイス、SDカード、CD、PC/Macやアナログレコード、さらにはiPhone、スマートフォンまで、DJの扱う音源メディアが多様化したことにより、クラブの現場では、再生機器の複雑な接続配線やDJ交替でのトラブルが増えています。「DJM-900NXS2」は2系統のサウンドカードを内蔵しており、PC/Macを用いて「rekordbox dj」、「Serato DJ」、「TRAKTOR PRO2」などのDJアプリケーションを使ってプレイしているDJとの交替もスムーズにできるようになった。
また、「DJM-900NXS2」は、96 kHz/24-bit対応の高品位USBサウンドカード機能を搭載しているので、外部オーディオインターフェースを用いた場合よりも音声変換が少なく、より原音に近い音を再現できる。
なお、「DJM-900NXS2」で「Serato DJ」のDVS機能をご使用になるには、DJアプリケーション「Serato DJ」の最新版(Ver.1.9.5)および「Serato DJ DVS Expansion Pack」のご購入あるいはアップデートが必要。
「Serato DJ Club Kit」をご購入の場合は、「Serato DJ」と「Serato DJ DVS Expansion Pack」のライセンスが含まれる。
 
ダウンロード情報
「DJM-900NXS2」最新ファームウェア (Ver.2.00)
Pioneer DJのサポートサイトから無償でダウンロードできます。
Native Instruments社のサイトはこちら
 
「Serato DJ」最新版 (Ver.1.9.5)
最新版の「Serato DJ」および「Serato DJ Club Kit」についてはSerato社のサイトをご確認ください。

主な特長
1.「Serato DJ」のスクラッチコントロール(DVS)に対応
PC/Macと「DJM-900NXS2」をUSBケーブル1本で接続するだけで、即座に「Serato DJ」のDVS機能を用いた演奏ができるようになります。
 
2.スムーズなDJ交代が可能
「DJM-900NXS2」はPC/Macを接続するためのUSBサウンドカードを2つ搭載しており、また、天面に搭載したインプットセレクターでそれらを切り換えることができるので、現場での煩雑な結線が不要になり、DJ交代をスムーズに行えます。
 
3.「DJM-900NXS2」をDJアプリケーション「Serato DJ」のオーディオ出力デバイスとして使用可能
「DJM-900NXS2」内蔵のUSBサウンドカードを使用すれば外付けのオーディオインターフェースを用意することなくオーディオ信号を出力できます。サウンドカードは96 kHz/24-bitに対応しており、PC/MacとUSBケーブル1本で接続するだけで音質を劣化させることなく各音声信号を入出力できます。PC/Macにインストールした設定ユーティリティツールを使うことで、DJプレイや楽曲の録音、制作など、用途に応じてミキサーからの出力信号経路を変更することができます。
 
※1 Digital Vinyl Systemの略。コントロールディスク(DJアプリケーションをコントロールするための専用信号が収録されたCD/レコード)の再生位置/再生速度に合わせて、PC/Mac内の音楽ファイルを再生するシステムです。
※2 Pioneer DJ Certification ProgramとはPioneer DJ社製商品と互換性の評価/確認を行った、お客様が安心して利用できる他社製品を認証する取組みです。
 
* rekordbox™はPioneer DJ株式会社の登録商標です。
* Serato DJは、Serato Audio Research Ltd.の登録商標です。
* TRAKTORは、Native Instruments社の登録商標です。
* MacおよびMac OSは、米国および他の国々で登録された Apple Inc.の商標です。    
* その他記載されている商品名、技術名および会社名等は、各社の商標または登録商標です。